COMPASS高松.Jr そのリズムで・・・

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松.Jrにも可愛いお友達が春の嵐を連れてきました。
COMPASSでは毎日お友達が等逆すると検温をするのですが、毎回泣いて検温を嫌がります。
着座ができず離席を繰り返し、着座を嫌がるどころか、椅子や机に登ってしまいます。

保護者様は、言葉がしゃべれるようになってほしいと言うことも大きな願いでした。
落ち着いて欲しい、友達と仲良く遊べるようになってくれたらと希望をCOMPASSに託されました。

当面は、着座ができるように促し、言語の獲得が第一目標となりました。
そのために選択したのが口・舌の体操、母音の口の形の練習、あいうえおのえほんで発音練習、絵カード、ボタンやスナップボタンつけ外し、ひも通しなど、基礎的な課題をこなすことでした。

さて、いっときもじっとしていないお友達。
部屋から出ようとしたり、椅子や机に登るなどの気まぐれで急な動きが頻発して、先生たちもいっときも目が離せません。

実はお友達は体格が大きい方で、制するのに力も必要で、迂闊な体勢では先生が押し倒されそうになってしまうのだそうです。
切り替えも課題で、余暇の時間でおもちゃで遊び始めると、次の行動への切り替えが全くもって難しいのだとか。

お友達と過ごす一進一退の毎日。
それでもCOMPASSに到着して、靴や鞄を片付け、手洗い・うがい、そして検温と言う流れを嫌がっても泣いてもブレずに毎日繰り返します。
諦めなのか、少なくとも検温は嫌いではあるものの、泣いて嫌がる事様子も次第に落ち着いてきました。

そして今では、着座して落ち着いて学習に取り組む姿を見せるようになってきました。
現に発音練習でも、先生の口真似で、時折声を出そうと言う仕草も見せて、何らかの声を聞かせてくれるようになりました。
何より、不機嫌な表情から少しずつ笑顔になってきていることで、お友達の心の扉が開いてきたことを感じるのだそうです。

啐啄同期、お友達の場合も成果を見据えながらも、お友達のリズムに合わせ、お友達の中に眠っているエネルギーをタイミングを見計らい、無理なく引き出していくことが大切です。
だからこそ、COMPASSでは目標の達成に向けて、これからも一つ一つの積み重ねを大切にしていきます。
お友達が「できた!」と満面の笑顔で口にしてくれるその日を目指して、今日もブレずに優しく促す療育で未来へ向かっていきます。

COMPASS発達支援センター高松.Jr
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 Ⅱ 号棟
連絡先:087-864-5328

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