COMPASS枚方 話せるようになるまでに

金曜日のCOMPASSです。
昨年の春からCOMPASS枚方に通い始めたお友達。
保護者様から伺ったのは、我が子とお喋りができるようになりたい・・・という切なる願いでした。

当時、年少さんになったばかりのお友達。
初めてのCOMPASSでも、落ち着いた様子を見せてくれていました。
その日1日、色々な声かけを行ってみましたが、ついに一言も声を聞くことはなかったといいます。

個別支援計画には、発語を促し、言葉を得て意思疎通を目指すことを経て、お友達と楽しく過ごせるように設定されました。
お友達の言語獲得のために選択した学習課題は「あいうえお絵本」「絵カード」「絵本」などから取り組みます。

お友達の笑顔と楽しいおしゃべりを目指してスタートしたCOMPASSです。
さあ、学習に取り組もうとするのですが、お友達独自の感覚で苦手な先生が座ると号泣。
慣れるまでしばらくは気持ちの変動が続いたと言います。

それでも夏が来て、秋になり、そして冬を迎える頃、成長の軌跡が少しずつ言葉となって現れます。
まだまだ語彙も少なく、不明瞭さは残すものの「お名前は?」の問いかけに「〇〇です!」と答える姿を見せてくれました。
絵本もカードも大好きになり「ひらがな」もかなりわかるようになりました。

春には、自分の気持ちを他者に伝えようと知っている言葉を尽くして笑顔で頑張るお友達の姿がありました。
まだ稚拙な表現ではありますが、感情が言葉となって溢れ出します。

もっとどんどん語彙を増やし、表現を学び、同世代のお友達同士でコミュニケーションが取れるようになって欲しいと願いながら次の個別支援計画にとコマを進めていきます。

これからは、個別だけでなく幅を広げた集団活動や、少しレベルをあげたツールを通して、より深い言葉の理解と関わりを学ぶ促しを続け、学習も言葉の指導だけでなく、数の認知へも広げ来るべき就学を見据えた取り組みを行っていきます。

COMPASS発達支援センター枚方
所在地:〒573-0007
    大阪府枚方市堂山1-44-10
連絡先:072-845-4428

(事業所名をクリックしていただくと、事業所案内ページへ。電話番号をクリックしていただくと電話がつながります。)

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