COMPASS丸亀Wish 夏の楽しさ、夏の成長

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Wishの今年の夏のイベントは三密を避け毎週テーマを決めて行われました。

コロナ禍の今年の夏、Wishのお友達もできる限り万全の対策を行いながらの取り組みです。
例えば机と机を離して距離をとり、もちろんマスクの着用、また換気を都度行いながら水分補給も欠かしません。

まず暑さが増してきた8月最初の週には、みんなでオリジナルの「うちわ製作」です。
世界に一つだけの自分の団扇で送る風は格別です。

8月の第2週目にはペットボトルのキャップで「のれんづくり」。
ペットボトルのキャップには穴が開けられ、そこに紐を通し、数珠のようにつないでいきます。

またレクリエーションとして行われた「ヨーヨー釣り大会」。
水を張ったバケツに浮かんだ色とりどりの風船ヨーヨーを吊り上げるのですが、思ったように吊り上げられず、苦戦しながらも笑顔のお友達でした。

帰省もままらなかった今年のお盆の週には、「スーパーボールすくい大会」で盛り上がります。
こちらも水を張った中に、スーパーボールを入れてあり、お手製の網で救うというもの。

すくおうとして追いかけ回すと、水流のせいで逃げていくボール。
冷たい水の中、熱い挑戦で盛り上がりました。

第4週にはプラ板を使った「プラ板工作」で描く楽しさと板が縮む面白さを楽しんだお友達。
また、皆で画用紙に書いた色々な魚で行われた「魚釣り大会」も大盛況でした。
その一方で、夏らしい言葉を墨で書く「習字コンクール」も開催され、静と動、両方のイベントを体験しました。

夏休みに行われた様々な企画。
でも楽しいだけではなく、COMPASSらしくそれぞれのイベントでお友達の発達を促す意図がありました。
例えば、目と手の「協応動作」や、「手先を使った動作」へのアプローチ。

うまくできないことがあっても、それがお友達にとっては課題の発見になり、今後の成長へ繋がるものとなります。
また、日頃の療育や活動の中で培った「集中力を高める」ことや、「トラブルなく楽しくイベントに参加できる」こともイベントという実践の場で生きた学習になっています。

楽しい時間は早く過ぎる・・・といいますが、お友達にとってもいつものCOMPASSと違い、イベントを楽しみに学習も集中を見せ、サクサク捗っていたのだとか。

どのお友達もゲーム性のあるものには特に関心が高く、普段の療育ではできないこともイベントでは「姿勢の保持」や「順番を待つ」などいつもよりしっかり取り組めていたお友達もいました。

ゲームにはつきものの「勝ち負け」や「順位」も経験しました。
全て勝てるわけではないことを心で理解すること、負けたときの気持ちや振り返りは貴重な体験。
気持ちを切り替えて、ゲームをするお友達を応援してどの結果でも共有するという様子も見られました。

新学期には、この夏のイベントを通した学びを手に、さらにステップアップを見せるお友達に期待してWishの夏は終わりを迎えようとしています。

COMPASS発達支援センター丸亀Wish
所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
連絡先:0877-35-8328

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