COMPASS三豊 会話も弾む夏のひととき

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊の夏祭りは、コミュニケーションに始まり、コミュニケーションで終わります。
お祭りには模擬店が登場します。
模擬店で売られるものは、お祭りでよく見かける屋台の味や、金魚すくい、ヨーヨー釣りなどおなじみのものです。

今回の目的は人との関わりを学ぶ場として、お買い物の体験、お店屋さんになっての応対などが自然に学べるように構成されています。
カラフルなコインを作って、それをトークンとしてお祭りで使いますが、算数の学びもあります。
お客さん役はいくらで遊べ、いくら払い、いくらお釣りをもらえるか、お店屋さんの方はいくらもらうか、受け取った額でOKなのか、お釣りをいくら渡せばいいのか・・・たくさん考える機会があります。

今回はお祭りイベントを通して、お店やさんでのやり取りでお友達との交流を楽しむことが目標です。
また、品物をお金(コイン)と交換して買うことができるので、算数を使い、お金のやり取りを学べます。
指先を使うゲームは巧緻性の上達や意識を向けることに効果が期待できます。

準備から積極的にお友達が頑張ってくれました。
金魚すくいの金魚を作り、紙の焼きそばやたこ焼きを作り、紙のチョコバナナを串に刺しました。
ペットボトルで風鈴を作り、お店のレイアウトも考えました。
あとは当日、お客さんを待つばかり・・・

待ちに待ったお祭りの日。
ベント会場は提灯や風鈴などで装飾され、チョコバナナやたこ焼き、アイスクリームなどの食品(紙細工)やお面が、会場内のお店(机上)に並び、ヨーヨーつりや魚すくいのコーナー、くじ引きコーナーが連なります。

お客さん役のお友達はいろいろなお店を巡り「〇〇ください」。「〇〇1回やりたいです。」とお店やさん役のお友達に伝えます。
そしてちょっと考えながらも支払う色のコインやお金をきちんと選び、お店やさん役に渡すことができていました。

口頭で伝えたり、計算することが難しいお友達は、ちょっとだけ先生がお手伝い。
それでも欲しいものを指で指し示すことでちゃんと意思は伝わり、コインも渡したりできて、満足の笑顔を見せます。
感染症への配慮で、数名ずつイベント会場に入り、残ったお友達は静かに待っています。

少人数でのイベント会場ですが、人気のゲームは皆が順番を待っています。
予防対策をしっかり教わっていたお友達は割り込みもせず、密集もせず、順番を待っていました。
ヨーヨー釣りではつり紐を指先を使って見事すくってゲット!最高の笑顔を見せます。

期待していたコミュニケーションはあちこちで交わされ、どのお友達も笑顔です。
最初から最後まで諦めたり、トラブルもなく、どのお友達も幸せいっぱいで終えることができました。
この笑顔のまま、もっと楽しい会話ができるように秋からステップアップした学びを進めていきます。

COMPASS発達支援センター三豊
所在地:〒769-1502
    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
連絡先:0875-23-6088

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