COMPASS高松 地震への備えでは

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松で行われた今回の訓練は地震から命を守ることでした。

訓練にあたり、持ち出し用品の確認、ハザードマップ の確認、避難経路の確認などを始めとして、お友達みんなに地震のことや避難するときの注意事項などをしっかり打ち合わせを行いました。

今回参加したお友達は放課後デイから4名。
事前学習は ⭕️ ❌ クイズ形式で、地震のこと、訓練について大切なことや理解度を確認します。

訓練がスタートすると、スマホの緊急地震速報アラームがけたたましく地震を知らせます。
先生はすぐに机の下に潜るよう指示、ドアを開け、安全を確認しながら動線の確保。

かなりの激しい揺れを想定し、机の脚を掴み、体を縮めて揺れが収まるまで待ちます。
揺れが収まったことを確認し、速やかに施設から退出です。

このとき事前学習した「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」を意識して施設外へ。
先生たちはヘルメットをかぶり、担当者は予め用意されていた「持ち出しリュック」を持って避難。
お友達皆は、めいめい防災頭巾を着用し、先生の指示に従い、駐車場で待機です。

今回もコロナ禍での訓練です。
室内では窓を全開にし、マスクを着用、できるだけ三密を避け、大声で喋らないなどルールを守ることをしっかりお約束。
また屋外に避難をするので、訓練終了後は手洗い・うがいとアルコール消毒を行いました。

一通り訓練は無事終わり、終了後のミーティングへ。
訓練で気分が高揚したお友達、スマホから聞こえた地震アラームでふざけてしまいます。
声をかけて静かに速やかにと指導をすると、おふざけは治まりその後は速やかに避難ができました。この反省を踏まえて、次回からは通常の療育活動でいきなり慣らすようにして、緊張感のある訓練にすべきではないかとの意見がありました。

室内から出る時の靴について、今回の訓練では各自履くことはできましたが、実際の地震でそんな余裕があるのかどうか疑問です。
前の道路を渡って駐車場に行くので、日中は裸足で過ごしていることを考え、ビニールシートや、スリッパなどの準備も必要かもしれないと感じたそうです。

また、今回参加したお友達はアラーム音や防災頭巾を被ることでトラブルは起きませんでしたが、中には音に敏感な他のお友達やマスクや帽子を極端に嫌がるお友達もいるため、全てのお友達でどうなのかを知っておく必要があるのではないかという意見も出たそうです。

たくさんのCOMPASSがある香川県では、地震・津波を「正しく知り」、「正しく判断」、「正しく行動する」ために、平成25年3月から平成26年3月までの間に、4次にわたり、南海トラフ地震等の被害想定を策定・公表しています。

常に情報を更新し、今後もいつ起きるかわからない自然の脅威に対して、命を守るために考えられる最善の対策で備えていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター高松
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2155番地18 フィット伏石 Ⅰ 号棟
連絡先:087-864-5823

(施設名をクリックして頂くと、施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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