COMPASS中津Sweet ぎゅっと詰まった経験を・・・

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津に通い始めて半年のお友達。
明瞭な発語でないためか、伝わらないもどかしさで癇癪を起こしがちだったそうです。
保護者様は問題のない会話ができるように願い、まだ排泄などの生活面で未熟さが成長させてくれるようにと希望しておられました。

個別支援計画では、身辺自立を促し、語彙数の増加を経てコミュニケーション能力の向上を目指すよう設定されました。
4歳のお友達、当初は落ち着きがなく、着座ができず離席が多かったそうです。
やはり発語は少なく、自分の気持ちを上手く伝えられないために癇癪を起していたといいます。

まずは着座ができるようにと、お友達が好きなことや興味を持てることを見つけて着座時間を伸ばすよう工夫。
お友達の好む「絵カード」や「みつばプリント」であれば目がキラキラだったそうです。
少しずつ先生との1:1での言葉のやり取り、カードなどでの習得で会話に繋がるように導いていきました。

ここを頑張って欲しいという学習の場面でも、自分の話が始めると先生の言葉を全く聞こうとしません。
無理に学習に戻そうとすると、自分の話を聞いてくれるまで話を止めようとしないお友達です。
ゆっくりと落ち着いて話すように声かけをし、落ち着いて話せばできる範囲でお話を聞きますとお約束をすることにしました。

集中できず、まず好きな学習教材で興味が持てるように、少しずつでも集中時間を増やしていけるように促しは続きます。
もちろん出来たときは大いに褒め、次に繋がるように笑顔を誘います。

当初は5分と座れなかったお友達ですが、現在は着座時間が圧倒的に伸び、1時間くらいは座り、離席もしなくなってきたそうです。
言葉数が増えはっきりと発音できる言葉が増えてくると、次第に癇癪を起こすことが少なくなってきました。
自分が話したいばかりだったお友達ですが、少しずつ待つことや相手の話も聞くことができるようになっています。

最近では調子の波はあるものの、保護者様の話も少しずつ落ち着いて聞くようになってきたそうで、楽しくCOMPASSに通う姿が嬉しいとおっしゃっています。
自宅ではまだ不意に走り回ったりすることはあるものの、外では落ち着いて行動出来るようになっているのだそうです。

1枚プリントを行うたびに、言葉を一つ覚えるたびに、綺麗な発音ができて褒められるたびに笑顔になっていったお友達。
自信が行動に繋がり、この頃はトイレも自分で行けるようになり、オムツも外れたそうです。
先生も半年で着座時間が飛躍的に伸び、素直になり、一段と明るくなったお友達をとても誇らしく感じているのだそうです。

まだ4歳のお友達の人生は始まったばかり。
これからもCOMPASSではぎゅっと詰まった経験を積み重ね、大人や同世代との関わりがよりスムーズになれるよう、またコミュニケーション能力を更に高めていくことを目指して高みへと、お友達と共に登っていきます。

COMPASS発達支援センター中津Sweet
所在地:〒871-0016
    大分県中津市牛神町1-22-11
連絡先:0979-22-3078

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