COMPASS武蔵新城DASH2 地震想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城DASHでは、地震対応の避難訓練が行われました。
今回は事前にお友達への事前告知はせず、通常の療育中に突然「地震が来た」と知らせるところから始まりました。
揺れがおさまった想定で次に行うのは室内で身を守ること、そして屋外への脱出です。

「地震です、机の下に潜って!!」その声にお友達は皆すぐさま机の下に潜り頭と体を隠し、自身の身の安全を図ります。
そのまま次の指示が出るまで、お友達は皆その場を動かず静かに待っていました。
次いで、揺れがおさまったと言う合図で、一斉に防災頭巾を被り、その場で靴を履き屋外への避難開始です。
屋外で集合したお友達に、先生は短い「おはしも」の注意事項を与えます。

「おさない。かけない。しゃべらない。もどらない。」というルールを胸に、落ち着いて避難するお友達。
避難場所までの道中では全員がお約束を守り、無駄なお喋りをする事なく、先生と手を繋ぎ避難場所を目指します。

到着後もお約束を守り、お喋りせず、先生の指示を待つお友達。
点呼が行われ、安全を確認できた報告をDASHI・1に連絡し、揃って事業所に戻ります。
お友達は皆、事業所に戻る際もお喋りせず、列を乱す事なく歩きました。

今回の参加人数は児童1名・放課後3名・計4名。
この日は日差しが眩しくて気温も高めでしたが、コロナ禍の行動なので「マスクは外さない」「お喋りはしない」と言うルールも皆しっかり守れていました。

事業所に到着し、手洗いを済ませた後は、今日の振り返りです。
どのお友達も真っ直ぐな瞳で先生を見つめ、お話が終わるまで静かに真剣に聞いていたそうです。
今日の訓練は、お友達の素晴らしい行動で大成功のうちに終わりました。

全ての行程が終了した後は、先生たちの反省会です。
まず今後の課題として避難経路についての意見が出され、現在は交通安全上への配慮から避難経路が1つだけ選択されていますが、この経路が何らかの理由で通れない時も想定すべきだと言う意見がありました。
いざ本当に揺れが来たとき、果たして今日のようにスムーズな避難行動が取れるだろうか?

いつ起きるかわからない自然災害、大切な命を守るために役割分担や動きを全員が把握し、協力と連携が取れるよう図らなければいけません。
訓練を実施するたびに新しい課題の発見があり、その都度解決策を講じ、より精度の高い安全な避難行動へブラッシュアップしていけるよう、COMPASSではこれからも訓練を継続していきます。

COMPASS発達支援センター武蔵新城DASH2
所在地:〒211-0044
      神奈川県川崎市中原区新城3-15-4
連絡先:044-948-7328

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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