COMPASS中讃センター 風水害想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
小さなお友達がたくさん通う中讃地区COMPASS児童発達支援センターでは、お友達の命守るために常日頃から色々な災害に対する対策が行われています。
定期的な避難訓練もその1つ。
今回はトップシーズンを迎える台風や秋雨前線に備え「風水害」を想定した避難訓練が行われます。

近年、地球規模で気候変動が報告されています。
時間降水量50㎜以上の「非常に激しい雨」はここ30年で約1.3倍、時間降水量80㎜以上の「猛烈な雨」も約1.7倍増加しているのだそうです。
以前はほとんど聞いたことのなかった局地的(ゲリラ)豪雨の頻発化、竜巻・突風も観測強化後の近年は増加傾向にあり、残念ながら一度起きてしまうと各地に甚大な被害をもたらしています。

さて訓練は先生の避難開始を知らせる声かけから始まります。
それを合図にその時間帯に利用していた7名のお友達は全員ホールに集まります。
ホールで先生は台風の接近に伴う風や雨のせいで危険な状態になり、皆で2階に避難することを伝えます。
強風で何かが飛んでくる可能性もあります。
そこで全員に防災頭巾を被るように促し、一緒に2階へ垂直避難を行います。

お友達は日頃から先生とのお約束を守り、感染症対策もバッチリ。
避難訓練でも大きな声で話さない、先生の話を聞いてルールを守る約束を確認し行動開始です。
いつもと違う様子に、びっくりしてスムーズな行動ができないお友達もいました。

列を乱さず、先生と手を繋ぎ階段を登っていくお友達。
いつも以上に何度も先生の顔を見上げているようです。
全員が上がれたのを確認し、点呼して再び階下へと降りました。

訓練終了後に行われた職員会議。
そこでは持ち出し袋の充実を図りたいという意見が出されます。
確かに定期的な点検は必要だという意見の一致を見て、持ち出す物の事前確認をしておくことを決定しました。

今日もまたな降り止まない雨が全国を覆っています。
この先、いつ、いかなる時に被害に遭うかわからない時代になっているのだと改めて自覚し、お友達の命を守る行動を迅速に取れるように訓練を継続していきます。

中讃地区 COMPASS児童発達支援センター
所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東4丁目780
連絡先:0877-24-5328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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