COMPASS下関 火災想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS下関で今回行われた訓練は火災を想定したものです。
火元は事業所の玄関にあるカウンター下にあるコンセントからの出火という想定です。

写真はイメージです


コンセントと電源プラグの間に埃が溜ったままにしておくと、「トラッキング火災」と呼ばれる火事の原因になる恐れがあるとされています。

下関の主な出入り口は玄関ですが、火元に近いため、今回は裏口の非常口から敷地内の駐車場へ避難するまでを行いました。

今回の参加人数は児童2人、放デイ3人、対して先生は6人でした。
実際の訓練が始まる前にお友達を集めて「火事のこと」「避難訓練の際の注意事項」などについて紙芝居を使ってわかりやすく解説をします。
建物が道路に面した下関の事業所ですから慌てて飛び出すのは何より危険です。
そこで、どんなにびっくりしてもドアから急に飛び出さないことをまず約束します。

そしてコロナ禍の訓練です。
避難訓練でも大きな声で話さないことや、マスクを外さないことも大切なお約束です。
最後にルールを守り、先生のお話をよく聞き、指示に従うこともお約束しました。
さてお友達はちゃんとルールを守れるでしょうか?

さあ、訓練スタート!
いきなり鳴り響くけたたましい火災のサイレン。
大きな音にびっくりして、険しい顔で耳を塞ぐお友達もいたそうです。
先生の合図で裏の非常口から脱出です。

お友達は我先に走ったり、大声を上げることもなく、後ろから押したりせず、慌てずに駐車場まで避難することができました。
普段靴を履く時に時間がかかってしまうお友達も、立ったままスムーズに外ばきを履いて外に出ることができました。

先生も落ち着いて声をかけ合い、名簿や非常袋を持ち、無事に避難できたそうです。
点呼を行い、無事を確かめて訓練終了です。
今回はサイレンの音に怖がるお友達もいましたが、パニックになったり塞ぎ込んでしまう様なこともなく、落ち着いて避難することができていました。

しかしもし本当に火災が起きたら・・・
ほとんどの事故は煙に巻かれて息苦しさで大人もパニックになると言います。
今回の訓練自体は大成功でしたが、もっと人数が多かったら?パニックになるお友達がいたら?等など、色々な場面を想定してさらにスムーズに動けるように訓練の継続は必要です。
これからもさらに大切な命を守るために速やかな避難行動が取れるように精度をあげていきたいと思います。

COMPASS発達支援センター下関
所在地:〒751-0849
    山口県下関市綾羅木本町2丁目2−1
連絡先:083-227-4328

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