COMPASS三豊 風水害対応の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊では風水害対応の避難訓練が行われました。

自然災害による傷害の多くは、災害に備えておくこと、 安全に避難することによって防止できます。
昨今の気象変化によってひと度雨が降ると、恐ろしい脅威となるケースは頻繁に起きています。

そこで平成20年3月に改訂された学習指導要領が告示され、幼稚園では平成21年から、小学校では平成23年から、中学校では平成24年から風水害に対応した啓蒙活動と避難訓練が全面実施されています。

今回は訓練の前に、事前に先生たちがフィールドワークを行い、事業所の近くの池や川を実際に見に行き、ハザードマップを元に災害発生時の想定を確認したそうです。

訓練当日には、まず訓練の意味と内容をお友達皆に説明することから始まりました。
次いで最初のプログラム「台風がきたぞ!」という紙芝居から始まりました。
参加したのは児童1名、放課後9名のお友達です。
もう何度か聞いたことがあるお友達もいますが、改めて避難の大切なお約束「お・は・し・も」についてお話をしました。

その後、いよいよ避難訓練がスタートです。
台風や秋雨前線の影響でCOMPASS近くの池や川の水が増水・氾濫し、COMPASSも浸水してしまうかもしれないという予測をお友達に説明します。

浸水などの被害を避けるには垂直避難が適していますが、幸いなことに三豊には2階があるため、一時避難場所である事業所2階に避難を開始。
全員が2階に上がった後、点呼を行い、もし本当に浸水したときは「その後どうするのか?」をお友達に話して聞かせ、解散となりました。

避難訓練のプログラムの最後は、事業所に備蓄してある非常食のカンパンをみんなで試食してみます。
中にはカンパンを初めて食べるお友達や、硬くてあまり味がない食感が苦手なお友達もいたそうです。

今回もまたコロナ禍の開催となりましたが、いつものお約束をしっかり守れたお友達です。
垂直避難をする際、実は2階に初めて上がったお友達もいて、座ってと指示されてもすぐに座ることができないお友達もいました。
しかしどのお友達もパニックなど起こすこともなく「おはしも」の約束はしっかり守れていました。

職員会議では、2階で落ち着かない様子のお友達がいたため、日ごろから慣れておく必要があること、また、非常食が苦手な子どももいたので、もう少し非常食の充実も図りたいという意見が出たそうです。

今回参加できなかったお友達も果たしてうまく避難ができるかどうか、介助を必要とするお友達に対して今回はシュミレーションが行われませんでしたが、いかに迅速に避難するかなどを今後の課題として改善していきます。

COMPASS発達支援センター三豊
所在地:〒769-1502
    香川県三豊市豊中町笠田笠岡2074番4
連絡先:0875-23-6088

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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