COMPASS下関 風水害対応の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
今回COMPASS下関で行われた訓練は風水害への対応でした。
COMPASS下関の近くには綾羅木川という二級河川があります。

下関市のハザードマップによれば、幸いなことに事業所の場所は浸水地域とはなっていません。
ただ、昨今の雨の降り方は短時間に集中し、これまでの予想を上回る場合も否めません。

今回の訓練は浸水を想定しての垂直訓練。
今回の訓練への参加人数は児童6人、放デイ8人でした。
まずは避難する際、まずはお友達皆と注意事項の確認をしました。
浸水被害があったことを想定し、屋上へ放デイと児童でそれぞれ別れて避難することにしました。

今回、児童のお友達には緊急で避難するとなった場合に、どのように避難すべきかと問いかけをしてみました。
「どこに避難をしたらいいと思う?」と尋ねると、手をあげて「2階の部屋に逃げます!」や、「雨で山が崩れたらいけないから、逃げるんでしょ?」など、それぞれ理解していることや、意見を出す姿が見られました。

コロナ禍での訓練。
マスクは外さず、大きな声でお喋りはせず、避難すること、また「おはしも」の約束をしっかり確認し、訓練スタートです。

お友達は全員指示に従い、約束を守り誰一人勝手な行動をすることはありませんでした。
災害について、注意喚起する先生の話を真剣に聞くことができていました。

浮かれていたわけではないと思いますが、実は屋上に避難する際に、階段を一段飛ばしで駆けあがろうとするお友達がいたのだそうです。
もし足が滑って踏み外したら事故につながるので、口頭で注意し、全てのお友達が階段を上がり終えるまで注意を払いました。

屋上に上がる際に外履きを履いて避難したたのですが、意外にも想像よりスムーズでした。
屋上に上がると、空がどこまでも広がっていました。

皆の笑顔を数え、安全を確かめて階下へ戻ります。
そんな日が来ないようにと願い、もしもの時のために訓練はこれからも継続し、この笑顔を失うことのないように研鑽していきます。

COMPASS発達支援センター下関
所在地:〒751-0849
    山口県下関市綾羅木本町2丁目2−1
連絡先:083-227-4328

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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