COMPASS本部教室 災害への備えをしっかりと

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS本部教室のお友達は、皆一緒に児童、放課後合同での避難訓練を企画しました。
ちょうど大型台風が近づいてきた先週のことです。

今回は、テーマも風水害に的を絞ることにしました。
そして、非難訓練に先立って、先生たちは会議を行いました。
そこでは、お友達が「真剣に聞いてくれて、しかも楽しんで、積極的に参加できる」そんな勉強会と避難訓練にするためにどうしたらいいのか。
とても真剣な議論が繰り広げられました。

避難訓練当日。
まずは、みんなで車座になって待っていると・・・

可愛いゾウさんと一緒に先生が登場です。

大きいお友達は、ちょっと斜に構えて遠目で見ています。(ここまでは・・・)
すると、ゾウさんが皆に「COMPASSのお友達!こんにちは!」と喋り出しました。
みんなは、台風が来た時どうしてる?

小さいお友達はすかさず「知ってるー!」と答えます。

台風って怖いよねー?
今度の台風、番号があるんだけど何号だっけ?

すると、今度は大きなお友達が「24号!(僕知ってるぞ)」という回答。

あっという間にお友達は引き込まれて「聞く姿勢」になっています。

楽しく腹話術で会話を進めながら、しっかりと聞くお約束、質問する時は手をあげるお約束、そしてちゃんと覚えて怖い災害の時は先生と一緒に行動するお約束をすることができました。
 

紙芝居が始まりました。

お話のタイトルは「お・か・し・も」です。
おかしも、って変な名前のお話ですが、とても大切な命を守るお話でした。
・押さない」
・駆けない」
・喋らない」
・戻らない」
覚えやすくて、お友達もしっかり意味を理解できたようです。

火事や、風水害、土砂崩れ、地震や津波は、今の時代にはいつ起きてもおかしくありません。

慌てて人を押したり、走って転んで逃げ遅れたり、大きな声で叫ぶと先生や大人の呼ぶ声や大事な注意を聞き取れなかったり、もし忘れものを思い出して取りに戻って災害に巻き込まれたりすることは、お友達が落ち着いていれば必ず防ぐことができる大事なことです。

しっかりとお友達はうなづきながら聞いていました。

お友達の参加できるこの紙芝居には、「⭕️」「」で答えられる設問があって、一緒に次へ進む形式。

クイズで盛り上がったお友達、すっかり防災の大切さを覚えてくれたようです。

この日、お迎えに来られたお家の方に早速「おかしも、って知ってる?」という質問をしていたお友達。
小さな防災のエキスパート誕生のようですね。
 
COMPASS発達支援センター本部教室
所在地:〒800-0251
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