COMPASS本部教室 春に向けて新しい目標へ!

月曜日のCOMPASSです。
リニューアルしたCOMPASS本部教室に昨年10月から通い始めたお友達。
どちらかといえば大人しい印象で、やりたいことがあっても、嫌だったとしても、うまく想いを伝えることができません。

そんなお友達に保護者様は「相手の気持ちを考えながら、自分が思っていることを相手に伝えられるようになって欲しい」と話されます。 
そして、語彙力を高めて表現力が向上し、お友達同士の関わりの中で円滑なコミュニケーションが取れるようになることを願っておられました。

ガチガチに緊張したままの心の状態は、コンクリートに水を撒くようなもの。
どんなに与えても与えても水を吸収することはありません。
そこでCOMPASSではお友達が気持ちよく受け入れる体勢になれるように、まずは新しい環境に慣れ、安心して過ごせるようになることから心がけました。

本部教室では毎日ラジオ体操をしています。
その時間になると、お友達は恥ずかしさからなのか、部屋の隅で直立です。
そこで、先生とお友達1対1で体操に挑戦したり、遊びでコミュニケーションを取りながら気持ちがほぐれるように導きます。

消極的なお友達ですが、遊びではままごとだと明るい顔で楽しそうにしています。
そこで、この遊びをフックにして、ひとり遊びから先生との遊びに移り、その中で先生との会話を増やしていくことから始めました。

やがて、他のお友達もままごとに誘い、一緒に活動する時間を少しずつ伸ばしていきました。
好きなことをしているときは大きな声も出ていますが、そうでないことや初めてのことにはとても消極的で、じっと他のお友達を見ている状態が続きます。
そんなときに声を掛けて活動に誘っても、体を硬直させて拒むお友達でした。

大好きなままごとを通して言葉のやり取りをしていくうちに、少しずつ気持ちもほぐれていき、会話が増えていくのにあまり時間はかからなかったといいます。
ままごとで、ごちそうを作る姿を「かっこいいね!」と褒めると嬉しそうに笑顔が返ってきます。
作ったままごとのごちそうを机に並べて話をしながら一緒に食べる遊びの中で自然に言葉が増えていったのだとか。

今では遊びの内容もままごとに限らず、ブロックやパズル、ゲームや身体を使った遊びにも興味を示し初め、チャレンジしていく姿を見せてくれるようになっているそうです。
学習面では、鉛筆の持ち方や筆順の徹底、数の確保を課題として頑張って取り組み始めています。

最近ではCOMPASSに通うことが楽しみになっていると保護者様からもお聞きし、COMPASSの環境に馴染んでくれている様子が伺えます。

保護者様からご家庭でも会話が増え自分の思っていることや、して欲しいことがきちんと言えるようになって来たともお聞きしました。
最近ではその日の出来事など、会話の内容も広がってきたと喜びの声を伺うことができるようになって来ました。

春には就学するお友達。
新しく年齢に応じた意思の疎通ができるようになり、協調した関係を樹立できるように目標を目指します。

就学に向けてルールや勝敗のある遊びを取り入れるように心がけ、学習では様々な出来事を話したり、日記を書いたりと、総合的な力を伸ばしてお友達の自信に繋がっていくよう導き、もっと笑顔になって色々なことに挑戦する力を育てていきます。

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