火曜日のCOMPASSです。
COMPASS姫路に昨年秋から通い始めたのは年少の男の子。

自宅では家族とくったくない話ができるのだそうですが 、外では話すことに自信がないのか、恥ずかしいのか、お友達に言いたいことが伝えられません。
保護者様は家族以外とも楽しくお話ができるようになってほしいと願いを話しておられました。

お友達はまだ３歳。
まずは新しいCOMPASSという場所に慣れてリラックスして過ごせるようになり、笑顔で通ってくれるようになることを目指します。

そして、COMPASSの環境や活動に慣れてからは、課題に取り組めるようになり、先生ともおしゃべりができるようになり、やがて集団活動に参加したり、お友達同士の会話へと繋げたいと思います。

どのお友達も玄関に着くと元気いっぱいのご挨拶から始まります。
当初、玄関でのお友達はまるで借りてきた子猫のようで、ご挨拶はほとんど聞こえないほど小さなものだったそうです。
その表情は固く、緊張で一杯一杯なのが手に取るようにわかります。

利用開始からすぐに、お友達は乗り物や動物が大好きだということがわかりました。
そこでお友達の絵カードの課題には、その大好きなものが描かれた絵カードや絵本を活用することにします。
園が終わってから通ってくるお友達、日によって体調の良し悪しもありますが、日を追うごとに緊張が解けていく様子が見られるようになりました。

通い始めて2ヶ月ほど経った11月の終わりには、着座姿勢で絵本を前のめりで見る様子が見られるようになりました。
先生が大きな口を開けて話す言葉をじっと見つめ、一生懸命に真似をする姿を見せています。
はっきり伝わる大きな声で真似ができたとき、先生が「上手にできたね！」と大盤振る舞いで褒めると、なんとも嬉しそうな笑顔を返すお友達です。

年明けには「こんにちは！」と元気にご挨拶ができるようになり、先生にはすっかり心を開いて笑顔で近寄ってくれるようになりました。
「乗り物」や「動物」の口真似を先生に楽しそうに教えてくれたり、積極的に笑顔で活動する機会も増えてきています。

厳しい冬はまだしばらくは続きそうですが、お友達はもう雪解けを迎えています。
今は少しずつ「お勉強」が楽しく感じてきたところ。
この間にも頑張ってできたこと、できたことで褒められたという成功体験がたくさん経験できました。
これからも成功体験を積み重ねていき、それがやればできるんだ！という大きく広がる自信へと繋がっていくように、新しいことや苦手なことにも尻込みせず、挑戦してみよう！という芽吹きの成長を支援していきます。

COMPASS発達支援センター姫路
所在地：〒672-8074
　　　　兵庫県姫路市飾磨区加茂230-1
連濁先：079-263-7138

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。）
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.