COMPASS武蔵新城 今日は磁石の実験の日

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城では科学のイベントとして「磁石の実験とオリジナルの磁石作り」を企画しました。
イベントの初めに、磁石について先生からのお話がありました。

磁石は、鉄などをくっつけることができます。
N極とS極で引きつけあったり、同じ極同士で反発しあいます。
このように磁石がまわり磁石やの鉄と引き合ったり反発しあったりする力を「磁力(じりょく)」といいます。

ここまでの説明で、お友達とのQ&Aタイムです。
「磁石ってなんだろう?」「お友達のお家では、磁石ってどこにあるだろう?」という先生の素朴な質問に
「うちの冷蔵庫には磁石がくっついてるよ!」と発言するお友達もいれば
「違う極同士だとくっつくね!」「同じ極同士だとくっつかないね!」と目の前の磁石で見つけたことを話し合うお友達。
「磁石は、鉄につくんだと思う!」「仲良しな磁石はくっくんだと思う!」などとお友達らしいユニークな意見も出たのだとか。

さらにお話しが続きます。
磁石のまわりには、磁力が働いています。その範囲のことを「磁界(じかい)」といいます。
磁界には決まった向きがあり、棒磁石の場合ではN極→S極へと向かう曲線で表すことができます。
これを磁力線といい、磁力線の形は、磁石にまわりに鉄の粉をまいてみると確かめることができ、磁石の磁力線は、磁石の形によって異なっています。

と、ここで磁石の性質を確かめる実験をやってみます。
磁石に砂鉄を振りかけて磁石の力の見える化(磁力線)を試みると、目では見えない磁力線が浮き彫りになってきます。
磁石の形でもこの磁力線の形が違うことを目ではっきりと確認できました。
お友達はどの子も興味津々で砂鉄が動く様子を食い入るように見ていました。

一通り磁石に馴染んだところで、次にはお友達オリジナルの磁石を作っていきます。
テーマは「冬」。
冬ってなんだろう?…と問いかけてみると「オリンピック!」「こたつ!」「鍋!」「柚!」「雪だるま!」と、それぞれのお友達の持っている冬イメージが語られました。
それぞれが描いた冬のイラストを磁石に貼り付けて僕の私のオリジナル・マグネットの完成です!
さて、次はこのオリジナル・マグネットを使って最後の実験です。

「さーて、みんなが作ったマグネット、COMPASSのどこに付くかな?」とみんなに質問します。
どこにくっつくか、それぞれ思いついた場所を口々に発言します。
「じゃあ、それが本当にくっつくか、やってみよう!」
お友達はそれぞれ自分が作った磁石を手に持ち、ワイワイ賑やかに、様々なところで本当にくっつくかどうか試していきました。
中には「もしかしたら、自分のおでこに付くかも…」と、おでこに付けてみるお友達もいたそうです。

こうして一通り実験が終わったら、みんなで揃って感想文を書きました。

いつ、どこで、誰が何を作ったのか、どこにくっついたのか、実験してみてどうだったか・・・、楽しかった1日を思い出しながら文章を書き進めていきます。
まるで重大な報告書をまとめるかのように、作文を書くお友達の表情はとても真剣でした。
仮説を立て、検証し、証明するという今日は、とても科学的な1日でした。
どのシーンでも楽しそうな表情がたくさん見られ、ワクワクのイベントはお友達を楽しくすることがまた一つ証明できて、嬉しい先生たちでした。

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