COMPASS岡山ふれんず 来年の春には・・・

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山ふれんずに一昨年から通っているお友達は、この春年長さんになりました。

当初の保護者様のご希望はトイレでの排泄、語彙が増え、スムーズな会話ができるよう、集団活動が送れるようになってほしいというものでした。
その頃のお友達は離席が多く、自分のやりたいことを止められると大声を上げ、集団活動では、皆と一緒に列に並べませんでした。

この状況から、通い始めて4ヶ月目のお友達の成長の様子は「未来への見通しは」というブログでご紹介しています。
少しずつ大声を出すことが減り、声掛けで切り替えられるようになって、学習も45分離席せず集中して姿勢良く取り組めるようになったことや、集団活動で皆と並ぶことができるようになったことを報告させていただきました。

その後の支援計画では引き続き「トイレで排泄出来る回数を増やすこと」「 理解できる言葉を増やし、会話を促す」ことが目標に置かれ、日々の療育に取り組みました。

例えば、カードや絵本を活用して、言葉のやり取りを沢山盛り込みます。
身近な反対言葉のカードを選び、楽しくカード合わせをしながら理解に繋げます。

スリーヒント・ゲームにも挑戦しましたが、3つのヒントを聞いて覚えるのは難しいようで、カードの枚数を少なくして成功体験を積むことを優先するように促しました。

トイレトレーニングでは、利用時間内はオムツを外し、布パンツで過ごすことで自立につなげていきました。
また、ふれんずでは毎月2曲、歌の活動をするのですが、お友達は驚くほど歌に親和性があり、数回聴いただけで歌えてしまうのだそうです。

ただ次第に減って来たとはいえ、まだ療育中や他の活動でも、やりたいことを止められたり自分の思い通りにならないと、言葉で説明するのではなく、大声を出したり泣いたりすることは完全になくなってはいませんでした。

1年が経過した頃には、大きな声の代わりに嫌なときには「イヤだ」「やりたくない」「自分でする」と言葉で伝え、手伝うと「ありがとう」など、感情を表す言葉を使えるようになりました。

お友達同士で遊んだり、一緒に集団で活動できることが増えてきました。
トイレでの排泄もほぼ自立できています。

保護者様からも一昨年の運動会ではずっと抱っこだったそうですが、今年度の運動会では「皆と一緒に並び、目の前に置かれたボンボンを触りたくてもじっと我慢して待つことができて、演奏も皆と一緒にきちんとできたという園の先生からお聞きし、随分成長を感じ嬉しい。」と素晴らしい報告をお聞きしたそうです。

お友達の成長はまだ道の途中です。
これからも生活動作の向上、そしてお友達同士の関わりにつながるサポートを続けていきます。

語彙力の向上を図り、言葉の応酬がよりスムーズになり会話力の向上を目指します。
そして来年の春には素敵な笑顔の小学生になり、楽しい学校生活を送れるように・・・

COMPASS発達支援センター岡山ふれんず
所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-222-0178

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