COMPASS守口 硬い蕾が開くように(2)

土曜日のCOMPASSです。
年が明け、COMPASS守口のお友達の活動は言葉の学習を中心に日々進んでいきました。
やはり、まだ日によってお友達の状態は目まぐるしく変わり、元気よく入室してくれる日もあれば、室内が賑やかだと臆して入れないという日もあったのだそうです。

写真はイメージです

そんな中、言葉の学習と並行して身の回りの整理整頓、来た時に靴や鞄をしまうこと、課題が終わったら片付けること、衛生管理も学び、初めの頃には全くお片付けもできなかったお友達ですが、片付けることも習慣化していきました。
また一方で楽しく交流できるように、個別から小集団、団体で過ごせるよう、少しずつスッテプを踏んでコミュニケーションを図っていきました。

写真はイメージです

あれほど人がいることが苦手だったお友達ですが、机を並べての学習や、月ごとの制作も道具の貸し借りをしながらできるようになってきました。
まだ元気いっぱいにみんなの前で発言するまでには至っていませんが、小さい声ながらも「はい」と答えられるようになってきました。
少しずつ余暇の時間などにも、遊んでいるお友達に近づいて肩をトントンと叩いて「入れてほしい」と表現できるようになりました。

集中できなかった学習の課題も進み、ひらがなを読めるようになり、自分の名前も書けるようになりました。
リラックスできる環境のご家庭ではお友達はすっかりおしゃべりになり、COMPASSに行くことがお友達の楽しみなっていることから、この成果をご覧になった保護者様はお友達の通所日数をそれまでの月10日から20日へと増やされました。
こわばった表情から一転、可愛らしい笑顔を向けてくれるようになったお友達を見て、先生たちも成長を実感しているのだそうです。

春には年長さんになり、お友達は園で新しいクラス、新しい先生と過ごすことになりました。
新しいことに馴染みにくいお友達にとっては、少し高いハードルのようです。
ご家庭でもお友達のきょうだいが生まれることがわかり、少し気持ちがザワザワしているのかもしれません。
療育で学ぶこと、定着して習慣になるまでには、その成長は行きつ戻りつ、変わりやすい天気のように揺れながら進みます。
頑張り屋さんのお友達がたくましく成長していけるよう、お友達の揺れる気持ちを察しながら、それでも前へ進めるように導いていきたいと願う先生たちなのです。

COMPASS発達支援センター守口
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