COMPASS佐賀中央 言葉の先にあるもの(2)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS佐賀中央のお友達は昨年の春から幼稚園に通い始めました。
それまでは発語がなく、日常生活に必要な動作も一人でできるものはなく、着座姿勢も保つことができませんでした。

それが入園した頃からは、着座姿勢で物事に集中できるようになってきました。
危険なことへの認知が甘く、高いところへ上がったりしていましたが、それも見られなくなりました。
言葉が伝わらないもどかしさで癇癪が多く見られましたが、その回数も日を追うごとに減っていったと言います。

お友達の言葉は少しずつ表出するようになってきました。
余暇の時間のときに以前は1つしかないおもちゃを年下のお友達が先に手にしたことをひどく怒っていたお友達。
最近では同じような場面でも、おもちゃを取り合うこともなく「貸して」とお願いできるようになりました。
立ち振る舞い全てに当初と比べると格段の落ち着きが見られ、衝動的な行動も見られなくなりました。

年中さんになったお友達は、今、新しい文字を書くという課題に挑戦中です。
とにかく書くことに一生懸命なので、次のステップとしては丁寧に書くことを目標にしています。
これからも語彙を獲得していきながら集団活動や、余暇の時間などの実践の場で会話の練習の毎日です。

たくさんの言葉、いろいろな表現、そして会話の言葉と言葉の間にある目には見えない心のやりとりを感じて確かめていきながら、言葉の成長で心を育てる取り組みを続け、これからも就学に向けてもっと人と関わりあえるよう導いていきます。

COMPASS発達支援センター佐賀中央
所在地:〒849-0922
    佐賀市高木瀬東1丁目1-6-1
連絡先:0952-97-7358

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