COMPASS三豊 信頼が架け橋となって(1)

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS三豊に2018年の秋から通っているお友達。
お友達の最初の記録は、年長さんの2020年の3月にもブログでご紹介させていただいています。

振り返ると、利用開始当時のお友達は自分世界の住人でした。
好き嫌いがはっきりしていて、嫌なことには見向きもしません。
特に苦手意識が強い勉強が嫌で、着座もせず、激しい抵抗が見られました。

自分判断のこだわりが強く、気分のムラが激しく、気持ちの切り替えに時間がかかっていました。
限られた言葉は発することができますが、圧倒的に語彙が少なく、二語文・三語文はハードルが高かったそうです。
会話の応酬は難しく、コミュニケーションとして成立しづらく、思いを伝えられないことが悔しくて泣き出すことも度々あったといいます。

当時ひどく嫌がっていた学習課題のための着座は、好きな動物のブロックを見せて、それを持ったままであればさほど抵抗なく座れたので、そうやってまず座るところから始まったそうです。
目の前の課題に興味を示し、少しでも座って取り組めたとき、先生は大袈裟なほど褒めました。
少しでも長く座っていられたら、必ず「頑張ったね!」と褒めちぎったそうです。
お友達は少しずつ着座できる時間が伸びていき、座って課題に向き合う姿が見られるようになりました。

取り組んできた課題は語彙を増やすための絵カード、月例プリント、絵本、文字に馴染むための運筆、そして基本的生活動作などです。
特に語彙の増加はめざましく、わかる言葉、使える言葉が次第に増えていきました。

COMPASSに着いてからの一連の動作も抵抗なくできるようになり、次第に笑顔を見せてくつろいで過ごせるようになりました。
このお友達の成長は、先生とお友達の間に確かな信頼関係が育ったことも要因であったと思われます。
やがてお友達が年長さんになった秋、次第に言葉でのコミュニケーションが取れ始めました。
(後編に続きます。)

COMPASS発達支援センター三豊
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