COMPASS高松Apple 目が合い、心に触れること(2)

火曜日のCOMPASSです。
お友達との視線が合うようになったのは半年が過ぎた9月頃。
この半年お友達の頑張る日々は続き、少しずつ反応が返ってくるようになり、笑顔を見せてくれるようになっていきました。

お友達の名前を呼ぶと「はーい」と返事が返ってくるようになりました。
後ろから声をかけても、ちゃんと振り向いてくれるようになりました。
ずっとではないものの、先生とお友達の目線が合う頻度も増えてきました。

絵カードや絵本で培ってきた語彙の獲得、繰り返し練習してきた成果が見られるようになってきました。
名前や年齢を尋ねると「〇〇です!」と言えたり、簡単な応酬ができたりと、先生とは言葉でのやりとりもできるようになってきました。
来所のたびに練習を重ねてきた日常動作も、サマになってきました。
靴の脱ぎ履きや手洗いなど、自分ひとりでできることも少しずつ増えてきています。

変化はご家庭でも見られているようで、保護者様が話しかけると振返って視線を合わせてくれることがあり、成長を感じておられ、「利用前に比べると言葉が増え、いろいろな言葉を聞かせてくれるようになって、本当に嬉しい。」と話してくださいました。
先生達も保護者様が送ってこられてから帰ろうとされたときに「ママ、さみしいよぉ。」と感情の言葉を発したことがあり、その姿に大きな成長を感じて、感動したと話していました。

会話は人と人との間で生まれて育っていくものです。
お友達の場合はまだひとり遊びが多く、一緒にいても一方的に振る舞うことがあるので、なかなか円滑な関係を築くことは難しそうです。

これからは、より複雑な指示の理解や、見る力や聴く力も養っていきたいと願い、更なる学びを継続していきます。
まだ少し距離のあるお友達に興味を持ち、仲良く言葉でのコミュニケーションが取れるようになり、関わっていけるように支援を続けていきます。

COMPASS高松Apple
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