COMPASS大野城 「できた」が1つ、また1つ(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS大野城のお友達が通い始めて半年が経ち、お友達は小学生になりました。
この頃からお友達は通う回数も増やし、成長に加速度がついたようでした。

50音唱和も、模倣ではなく、自分だけでいえるようになりました。
英語で数の暗唱をしていただけのものが、数の概念の理解が進み、大小、長短、多少比較、量の把握もわかるようになりました。
当初は持つこともできていなかった鉛筆を持ち、線描や簡単ななぞり書きが出来る様にもなりました。
不明瞭ながら自分の気持ちや要求を言葉で伝え、文ではなく語だけの表出が多いものの、自分から話そうとする様子が見られる様になりました。
トイレも自分で意思を表し、ひとりで用を足せるようになりました。

お友達の成長の目盛りが0から1へ、そして2・3へと進む中で、一番摩擦抵抗の大きい箇所を通り越したかのようです。
そんなお友達の様子を見て、保護者様も「身辺自立もできて、以前とは違い意味のある単語で、あったことを話してくれたり、気持ちを伝えようとしてくれたりしていることはとても嬉しいです。」と話されました。
一方、今は少し不明瞭で、単語ばかりだが文章で話せるようになって欲しいと次のゴールを期待しておられます。

通い始めて11ヶ月目を迎えようとしているお友達、個人的なスキルは総合的に上がってきていますが、お友達との関わりという課題は時間がかかる課題でした。
余暇の時間になって遊ぶときも、集団活動でも自分から近寄っていくようなことはなく、遠巻きに見ていたお友達。
言葉や数、身辺自立などの課題で「できた」が1つ、また1つ増えて、たくさんの経験を積んでいくうちに、いつしかお友達の輪の中に近づく姿を見せるようになり、笑顔で関わり始めたお友達です。
それだけでなく、よくないことをしているお友達には注意することもあり、立派にお手本となる行動を取れるようになりました。

お友達はだいぶ話すことも上手になり、自分から挨拶をしたり「これ見て!」とにっこり話しかけてくれることも増えてきて、最近は笑顔で2語文・3語文の応酬を練習しているお友達です。
読み書きは鉛筆を持てるようになり、なぞりや運筆から始まり、今では自分の名前を書けるようになるんだと頑張っています。
これからも目指す未来に向かい、今日よりも明日、明日よりも先へと手を取り合って一緒に頑張っていきます。

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