COMPASS井堀 笑顔の先に目指すもの(2)

火曜日のCOMPASSです。
COMPASS井堀のお友達、これまでは先生が話しかけても、お友達の返事はただうなづくか、首を振るだけでした。
ところが最近は、ちゃんと声に出して「うん!」と返事をしてくれるようになりました。
活動の時だけでなく、遊びの時間や送迎の時間でも、お友達はたくさんおしゃべりしてくれるようになりました。

大きく変わったことは、なんでも自信がなくて消極的だったお友達ですが、以前と違って「まずやってみよう!」と、挑戦する意欲を見せるようになって来たことです。
運動では、ジャンプやステップも目印を上手に踏むことができるようになりました。
フワフワのモールを右から左に移すお箸の練習では、覚えたモールの色の名前口ずさみながら、丁寧に、落とさないようにゆっくり運べています。

トイレでの排泄も様子が変わりました。
これまでお友達は教わった通りの行動の一環としてトイレに行き、先生はその様子を見守っていましたが、最近では生活習慣として自分の意思で当たり前に行けるように。
心配になった先生が『ひとりで大丈夫?』と聞いても、自信満々な笑顔で「うん!」と答えるお友達です。

保護者様はお友達の発語の頻度が日増しに増えていることを喜ばれ「以前よりもたくさんおしゃべりしてくれるようになりました。」と話され、「聞き取れる言葉が多くなって伝わりやすくなり、運動やプリント学習も頑張ってくれているようで嬉しい。」と言っていただけました。
お友達もだんだんと自分が話すことが相手に伝わる手応えを感じているようでだとも保護者様はおっしゃっていました。

同様にCOMPASSでの言葉の機会も増えてきて、「うん」と言った返事という何気ない一言ですが、いままで頷くだけの返答だったことを思うと、声の回答の重みは計り知れず先生の励みとなっています。
また遊びの時間や送迎車でもたくさんおしゃべりしてくれるようにまりました。
カラフルで様々な種類のモールを使うお箸の練習も現在は楽しそうに取り組み、器に盛ったモールを「できた!どうぞ♪」とおままごとのご飯のつもりなのか、先生に勧めてくれています。

お友達は、次のステップを目指して、発音の改善に取り組んでいます。
お箸は、今はごく軽いつまみやすいモールでの練習からいろいろなアイテムを運んでお箸を上達できるようになることを目指しています。

これから力を入れるのは、半年後に迫った就学までの学びの充実です。
これまでの活動の継続とともに、基本的な学習、大勢のお友達との関わり方を学ぶなど、就学後にすぐお友達が向き合う課題への実践活動を学んでいきます。
お友達と皆でおしゃべりしながら楽しく登校するお友達、給食も、授業も、運動や行事も臆することなく楽しめるように願い、次のステップまで導いていきます。

COMPASS.井堀
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