COMPASS大村NEXT 療育を通して得られること(2)

木曜日のCOMPASSです。
昨年の4月から大村NEXTに通い始めたお友達、成長の兆しが現れたのは、3ヶ月後の夏になった頃でした。
目に見えて変わったのは同年代のお友達と楽しく余暇の時間を過ごせるようになってきたことです。
楽しく遊ぶだけでなく、辛そうなお友達がいると、そっと近づいて「大丈夫?」と気遣う声を掛ける優しい姿も見られます。

善悪の判断が進み、黙って備品を取るような悪戯は影を潜め「〇〇貸してください。」と先生に許可をもらって行動できるようになりました。
ダメなことをやったときも、注意を受けると「悪いことをしてしまった。」と気づき、素直に謝れるようになりました。
周りのお友達が間違っていたら、正しい行動を教えてあげたり、お友達が払い落として散らかした消しゴムのカスをほうきとちりとりを持っていって、黙って片付けてくれたこともあったと言います。

活動で、例えば工作の際に、説明やルールなどの指示で動けるようになり、自身で最後まで取り組めるようになりました。
楽しそうに工作に取り組む姿からは、自信に満ちた表情が垣間見られます。

わからないことがあれば、ちゃんと質問して、片付けも自分で取り組むようになりました。
活動の切り替えもスムーズになり、周りのお友達が困っていたら鉛筆や消しゴムを貸してくれる姿を見せるようになりました。

大村NEXTには畑があり、係を決めて水やりをしています。
お友達もこの野菜の水やりを積極的にしてくれていて、今日はもう水やりをしたかどうかと畑の様子を気遣い、先生に聞く場面も見られます。

学校で収穫体験をしたとき、もらってきた自分のミニトマトを「みんなで食べよう。」と、惜しげもなく振る舞ってくれたお友達。
そんなお友達の優しさの一つひとつがとても嬉しかったと先生たちは成長を実感しています。

COMPASSで指示を受け入れられるようになったこと、興味が広がり、人への関心が高まってきたことにつれ、学習への意欲も少しずつ見られるようになり、ひらがなは概ね正しく読めるようになり、文字への抵抗感もほとんど見られなくなっています。

保護者様によれば、ご家庭ではまだCOMPASSで見られるほどの成長はなく、自主的に片付けもできないようです。
COMPASSにいるときのように落ち着きも見せることがなく、保護者様の指示を素直に行動に移せないでいるのだそうです。

どんな場所であっても、学んだことを実践できるようになるにはどうしたらいいのか、この新たなというべき課題にお友達とCOMPASSの挑戦が始まっています。
お友達の更なる成長と安定を模索しながら、これからも学校、ご家庭、COMPASSの三者で連携をとり、優しい輪になってお友達の未来へと歩みを進められるよう何度も何度でも、できるまでを繰り返しながら進んでいきます。

COMPASS発達支援センター大村.NEXT
所在地:〒856-0017 
    長崎県大村市荒瀬町1083-7
連絡先:0957-46-3278

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