COMPASS武蔵新城 お雛様と春を連れて

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS武蔵新城のお友達は「お雛様」の壁飾りで「ひな祭り」をお祝いしました。

お友達は、先生の見本を見ながら同じになるよううに色紙を切っています。
よく見て、ハサミを動かし、はみ出さないように、切りすぎないように・・・
そして、模様を描いたり、糊付けしたり、素敵なお雛様がお友達の手の中で生まれようとしています。

COMPASSのお雛様は向かって左が男雛(お殿様)で右側が女雛(お姫様)という位置でお内裏に座っていますが、実は関東と関西ではこの位置が逆になるのだそうです。

全国的に見かける雛飾りは「関東雛」と言い、向かって左にお殿様が座っています。
逆に、向かって右側にお殿様が座っているものは「京雛」と言われています。

「京雛」では向かって右がお殿様
「関東雛」では向かって左がお殿様です。
「京雛」の位置は、宮廷の御所における玉座の位置に基づいています。

日本は昔から「左上座(ひだりかみざ=左は右より格が高い)」でした。
宮中ではお殿様が一番偉い方ですから、お殿様はお姫さまの左、つまり向かって右にお座りになっています。

明治時代になると、西洋の影響で「右上位」の考え方が宮中にも取り入れられ、大正天皇が「即位の礼」で皇后陛下の右側に立たれたことで、関東の雛人形の位置も変化していきました。

左に男雛、右に女雛。
上手にハサミを使えるようになったお友達の雛飾りは、一段と素敵に出来上がっています。
こんなにうまく作れるようになったのも立派な成長。

たくさんのお雛様が飾られた壁には桜の花も添えられました。
まるでお雛様と一緒にお友達は春も一緒に連れてきたかのようです。
キラキラと芽生えの3月の始まりにふさわしい工作となりました。

COMPASS発達支援センター武蔵新城
所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481

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