COMPASSしまんと 楽しく学習・ひらがな 🎶 数字 ♫

月曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとで平成29年6月から利用を開始し、今年の4月に新1年生になったお友達をご紹介します。

お友達の困りごとは、ひらがなの文字と音の一致が難しいこと。
とても周りが気になり、興味がすぐに移り変わり、集中が途切れてなかなか物事の習得がうまくいかないことなどがありました。
結局、できなかったら困るのは自分なのでと、保護者様も心配そうです。
やがて小学校になったら嫌でも関係なしに「勉強」が待っています。
せっかくなら楽しく学校に行けるように、嫌いよりも勉強が楽しく思えるように、数字とひらがなを理解して読めて使える道具として覚えられるようにと願っておられました。

初めの頃は、とにかく椅子から立ち上がりたがり、すぐに飽きてしまい、集中が続きません。
知らないのではなく、繋がりが理解できないようでひらがなは読めませんでした。
数は1~5まで見て読め、1~12までは数えられますが、これはいくつ?という認識が一致していません。
遊びに夢中になると周りが見えなくなり、興奮して声が大きくなることも見受けられました。

学習はお友達が好きな読み聞かせを取り入れながら、楽しく学ぶ間、無理なく着座ができるように導くところから始まりました。
プランでは、楽しく学習が出来るように遊び要素を取り入れながら、ひらがな・数カードから無理なく取り組めるように考えました。
ノリノリの気分でいるときと、集中が途切れてそわそわ周りが気になったり、別のお友達や先生と話したくなったり、療育に集中しづらい時の波が繰り返されました。

子ども達にとって学習の集中や能力を開花させるのに最適な方法、それは毎日の習慣づけです。
同じ時間帯で、同じ内容で、同じやりとり。
すると、生活の1部として学習をする時間が定着していきます。
お友達もだんだん自分から着座して机に向かうことが自然にできるようになってきました。
集中力がつき、最後まで着座姿勢を保ち療育に取り組めるように変化が現れます。


着座してプリントをすることが習慣になってくると、ひらがなや数字が書けるようになり、何と今は簡単な日記を書くことができるようになりました。
書く字も日毎に丁寧になってきています。
数認識では数と量の一致が出来るようになり、算数プリントに取り組めるようになってきました。
今もお友達とブロック等で遊んだ際、テンションが上がって声が大きくなることはあっても、先生の声掛けで意識して声の調整ができるようになってきて、相手の話も聞けるようになり、お友達とルールを共有してゲームで仲良く遊べるようにまで成長が見られます。

保護者様からも、心配が残っていたものの小学校では落ち着いて授業を受けられて、他の同級生とも仲良くできているいると伺いました。
気がかりだったひらがなも楽しく読んだり書いたりできているそうです。
スタートラインにたった小学生のお友達。
これからの学校での課題、毎日の生活習慣もますます磨きをかけて一緒に頑張っていきます。

COMPASS発達支援センターしまんと
所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328

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