COMPASS川崎 心地よい文字の学びは・・・

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS川崎のオープン当時から通っている女の子。
それはもう、とびきりの笑顔の持ち主です。

就学前から徐々に準備をしていた言葉へのアプローチ。
読める文字を少しずつ増やし、ひらがなに親しむことを楽しみながら続けています。
絵本は大好きで、先生に読んでもらうととても集中して聞いているお友達。
だんだんと発する言葉も増えてきたところです。

ところが、お絵かきなどは楽しそうな表情を見せる反面、字を書くことには抵抗がありました。
練習しましょうと誘っても「いや!」と訴えてきます。
特性からくる拒否ではありますが、それでも学校に入ると字を書くことは避けられず、お友達自身が困ることがわかっています。

COMPASSの文字の練習は指先で字をなぞるところから始まります。
指で大きく字をなぞることで巧緻性の発達していない場合でもとめ・はねの感覚をつかめます。
慣れた大人には想像しがたいことですが、小さな手で持つ筆記具は意外と厄介な道具。
力加減がつかめず、ペンや鉛筆の固さで思うようにならず、最初は戸惑うものです。

お友達も色々な要素から拒否の感情があったようです。
少しずつ少しずつ・・・だんだんと、指、次に滑らかな柔らかい感触のペンでのなぞりからスタート。
とてもゆっくり時間をかけて生理的に嫌な感じから面白さへと変えていけるよう、飽きないよう、アプローチを続けました。
一文字書いては褒め、1ページ書いては手放しで一緒に喜ぶお友達の学習への取り組みは、たくさんの達成感と共に次第に変化が現れます。

今は保護者様の希望でもある「姓・名」を書くことに挑戦中。
あれほど嫌がっていた文字を書くことですが、最近は自分から鉛筆を持ち、なぞり書きを頑張っています。
名前の方は自筆で書けるようになりました。
姓の方はちょっとまだなぞり書きも手こずっているようですが、頑張り屋さんのお友達のことです。
やがて書けるようになり、得意なあのとびきりの笑顔を見せてくれることでしょう。

COMPASS発達支援センター川崎
所在地:〒210-0848
    川崎市川崎区京町2丁目24-2
連絡先:044-201-1148

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