COMPASS岡山ふれんず 言葉・優しさ・6ヶ月

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS岡山ふれんずにも活動を通して成長がうかがえるお友達がいます。
今年の1月から通い始めた年少の男の子。
当初、保護者様のお困りごとは言葉と、集中が続かないことでした。

COMPASSの指導は、まずは正しい着座姿勢。
語彙数は少なかったお友達ですが、絵カードや絵本を活用、正しい着座姿勢で聞いたりカードを繰ったりすることも促します。
それから、お友達目線での対話に重点を置いた活動を続けました。
対話では幼稚園での出来事を聞いたり、好きなもの探しをしたり、色々な会話の中で質問→回答というパターン学習を行う中で、新しい言葉を獲得していったお友達。
どんな質問にどう答えると、楽しいお話が続くのかコツを掴んでくれたようです。

6月に保護者様との面談がありましたが、
「言葉の数が増えてきたようです。」と成長をご家庭でも確認できていることをお話ししくださいました、
また今後は
「もっと歌をうたったり、数を覚えたり、成長して欲しい。」
「座ってしっかり人の話を聞けるようになって欲しい。」というご希望を承りました。

ふれんずでは、お勉強が終わって帰る前にみんなで歌を歌ったり、ダンスをしたりしています。
お話が上手にできるようになったお友達、みんなの前でマイクを持って楽しく歌ったりする姿が見られるようになりました。

人は、今何を想い、どんな気持ちなのか、胸を開いて見せることはできません。
想いは形にならず、その代わり共通の物差しである言葉を使って表現することで同じ想い、同じ手触りの感覚を共有することができます。
言葉を道具として使いこなせるようになると、次第に人の思いを察することもできるようになり、他者への気遣いを見せるようになります。

泣いているお友達がいると、先生に「泣いているよ。」と教えてくれたり、「どうしたの?」と声をかけてあげたりしてくれるように。
幼稚園の連絡帳でも「お話が上手になりました。」「座ってお話が聞けるようになりました。」という嬉しいメッセージ。
最近は幼稚園でも「お外で遊んでもいいですか?」と、上手に聞くこともできているのだそうです。

最近、お友達は数の認知学習とともにスプーンやお箸の練習を頑張っています。
今一番伸び盛りのお友達は、まるでスポンジのよう。
触れて、体験して、考えて、「できた喜び」が多くなる分、どんどん成長を見せています。
啐啄同期、この言葉通りお友達はもっともっと未来へ繋がる学びを意欲的に続けています。

COMPASS発達支援センター岡山ふれんず
所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-222-0178

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