COMPASS大村 静かタイムとお友達の1年

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村では療育の最後に「静かタイム」を行っています。
本部教室のお友達はこの「静かタイム」も、実に15分から30分ほども続けられるお友達が大勢です。

今年の1月からこの静かタイムを取り入れた大村のお友達。
今はまだ3分間ですが、綺麗な姿勢を保ち、静かに心をおちつかせます。

静かタイムは以前もご紹介しましたがCOMPASS独自のプログラム。
瞑想には程遠いかもしれませんが、静かタイムは座禅のような感じでしょうか。
その間は椅子に深く腰掛け、手のひらを膝に置き、背筋を伸ばした状態で動かず、沈黙です。

始めた頃には1分でさえ永遠のように感じられたお友達、じっと座っていられません。
全員が姿勢を崩したり、あるいは喋ってしまったり、ため息をついたり・・・ともかく全然できなかったそうです。
ただ静かに座る。
それがお友達にとってこんなに難しいだなんて、先生たちも想像していなかったと言います。

当初はなかなか姿勢良くできませんでしたが、月日を経て今では姿勢良く静かにすることができています。
座ること、ただ座ることに集中する3分。
その積み重ねは少しずつお友達を成長させてくれています。

大村では、「静かタイム」の最後に希望するお友達が前に立ち、挨拶をしてくれます。
これも最初はバラバラで、口々に挨拶をしてお辞儀もタイミングが合わなかったのですが、今ではこの通り。
前に立ったお友達同士で呼吸を合わせて「ありがとうございました。」と元気にご挨拶。

個々人のお友達の頑張りも、寒い冬を超え、暖かい春が来て、あの灼熱の夏を耐え、実りの秋を迎えました。
皆で一緒に向かう成長への道を想いながら、誰一人欠けることなく共に成長をして行って欲しいと願う二度目の冬です。

COMPASS発達支援センター大村
所在地:〒856-0832 
    長崎県大村市本町259-1-2F
連絡先:0957-54-3288

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