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発語の伸び(その1) 膠着状態(Stalemate)

3つの膠着状態(FS・SS・TS)

今回は、一定の発声がみられる状態の時の想定される状況と保護者の心構えに関してお伝えしていきたいと思います。

 

正しい発声、きれいな発語は理想ではありますが、発語が皆無だった状態から、喃語が出始めた時が最初の膠着状態となり、私はファーストステルメイト(FS)と呼んでいます。

 

FSは、一進一退の伸び悩み状態の事を指します。

 

年齢が上がれば上がるほど、その状態は長くなる傾向が認められます。

 

多くの場合、発語するための身体的な機能、機関の能力が低減している為に起こる事で、回復するまで一定の時間を要します。

 

喃語から音の発語に移行し、単語に移る段階で、2度目の膠着状態に突入し、これをセカンドステルメイト(SS)そして、単語の発語能力を獲得し短文に移行する段階をサードステルメイト(TS)と規定しています。

 

それぞれの膠着状態(Stalemate:英)をどう上手く脱却するか、どう促し誘導する事で困難を克服するかが支援者の技量となります。

 

いともスルリと膠着状態を脱するお友達もおられますが、くぐり抜けるにはタイミングとポジショニングが大切となります。

 

では次回はタイミングについてお伝えしたいと思います。