COMPASS新下関駅前 お友達の作品に思う

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS新下関駅前のお友達が作った豪華な段飾りのお雛様。
制作がおこなわれたのは桃の節句の3月3日です。

新下関駅前では、毎月イベントにちなんだ制作をこれまでも続けてきています。
12月はクリスマス、1月はお正月、2月には手袋モチーフのアート・・・
そして今月はお友達みんなでお雛様を作ります。

この日、みんなで集めたヨーグルト等のプラスチック空き容器やペットボトル、画用紙や画用紙などから思い思いの素材を選びます。
華やかな衣装をたくさん用意された色紙・千代紙の中から好きなものを選びます。
さて、お友達のお雛様はどんなものになるのでしょうか?

3月3日を中心として、その前後に男の子のお友達はお内裏さま、女の子はお雛様を作ります。
まず容器を土台にして、ペットボトルは透明な性質を活かして中にカラフルなモールなどを入れていき、食品の空き容器は綺麗にくるんでどちらもその外側に着物に見立てた和柄の色紙を貼り付けます。

日頃から利用のたびに巧緻性をあげる訓練を行なっているのですが、習熟度合いはお友達それぞれが楽にできること、難しいことが違うので、今日は先生はまずは見守り隊です。
手伝って欲しいと手が上がったところに行き、頑張るように声をかけ、時には手助けしています。

こうしてお友達一人ひとりの個性的な雛人形が出来上がりました。
それを段ボールで作ったひな壇に順番に飾っていきます。
作り終えたお友達は、みんなの作品を見て感想を言い合ったり、見比べたり、作品鑑賞を楽しんでいました。

お雛様をどうして作ったの?なぜ飾るの?
3月3日の雛祭りの当日、先生がおひなさまの由来や、雛を飾ることにどんな意味が込められているのか、わかりやすくお話をしてくれました。
その後で、みんなで「おひなさま」の歌や、手遊びでお友達なりの雛祭りのイベントを楽しみました。

中には「女の子の節句でしょ!」とばかりに僕には関係ないからと、制作しているときは興味を示さないお友達もいたそうですが、先生のお話を聞いた後では関心が高まったようでした。
お雛様はそれぞれのお友達にどこか似ています。
楽しいね、嬉しいね、あったかいねと、素敵な雛壇で囁きあっているようです。

今日ご紹介したものだけでなく、新下関は勿論、多くのCOMPASSでは毎月、お友達が作った作品で壁面を華やかに飾っています。
楽しみにしてくれているお友達もいて、手先の動作が苦手なお友達も毎月完成したものが飾られていく様子に、徐々に作ることの喜びを感じてくれているようです。

季節に応じた制作は、月日の流れとともにお友達の成長を感じられ、誰の作品だろう?これ、すごいね!と作品を見て感想を言ったり、自分の作品を見て誇らしげに喜んでいる姿は微笑ましく映ります。

お迎えに来られた時や、翌月に作品を持ち帰った際などに、保護者様からも嬉しい言葉をいただいていて、巧緻性の向上、豊かな感性が身に付く手応えを感じられています。
これからも楽しい季節の制作を継続して、お友達の感性を育てていきたいと思います。

COMPASS・新下関駅前
所在地:〒751-0872
    山口県下関市秋根南町1丁目2-24
連絡先:083-249-5328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧