COMPASS丸亀NEXT 言葉の兆しの先に(2)

木曜日のCOMPASSです。
お友達の成長を目指し、継続した取り組みは続きます。
半年が過ぎた4月になると、ようやく目が合うようになり、先生の声掛けにも少しずつ反応が返ってくるようになりました。
これまで全く目が合わず指示が通りませんでしたが、声掛けに反応し、目を合わせて手洗い、トイレ、運動ができるようになってきました。

手遊びや「グー・パー」をしたりする先生を見て、真似をする「真似っこストレッチ」。
数ヶ月の間、お友達は全く無反応でしたが、今では先生の動きを見て、真似て「グー・パー」をしたり、「あたま・かた・ひざ・ぽん ♪」などの楽しい手遊びをお友達自身がとても楽しそうに動いたり復唱したりするようになってきました。

ずっと練習してきたトイレの際のズボンの着脱や運動するときの靴下の着脱は、最初は自分自分に関係ないとばかりに泣きじゃくって抵抗していましたが、今ではすっかり習慣化し、自分から脱ぎ着できるようになりました。
トイレの排泄もオムツを卒業してパンツに変わり、快適に過ごせるようになりました。

絵カードを見ながらの言葉の習得ですが、大好きな海の生き物の絵カードを見せながら「くじら」「さめ」と日本語で伝えても、お友達が口にする言葉はいつも「whale」「shark」と英語で話すことにこだわっていましたが、こちらもだんだん受け入れる様子を見せ、日本語で復唱できるようになってきました。

カードだけでなく、COMPASSではもちろん、保護者様ともよく話し合い、家庭でもできるだけ声をかけ日本語で根気よく関わるように心がけてきたことで、まずは「イヤ」「痛い」などの簡単な会話は日本語で成立するようになってきました。

全く挨拶ができなかったお友達が、最近ではまだ不明瞭ではあるものの「さようなら」と挨拶もできるようになってきています。
これらの変化だけでなく、今まで姉や兄にも興味を示そうとしなかったお友達でしたが、興味のある遊びは一緒に楽しんでいるのだそうです。

わずか半年の間に起きたこれらの変化をご覧になり、保護者様も日本語が出始めてきたこと、挨拶ができるようになったこと、トイレで排泄が成功していること、姉兄とも仲良く遊ぶ姿が見られるようになったことをとても喜ばれ、成長を感じてくださっているそうです。

今では先生にも自分から関わろうとする姿を見せるようになったお友達。
今、来年の就学を目指し、次へのステップとして周りのお友達にも興味をもち、関わりを楽しめるように関わりを仲立ちしていこうとしています。
その遊びや活動を通して貸し借りができるように、順番を守って遊べるように導き、そこにはルールがあり、守ることで楽しく遊べるのだと学んでほしいと願います。

語彙を増やし、絵カードを活用して単語の認知力を身につけられるように促しながら、絵本の読み聞かせなどで抑揚や表現力を育て、また運動では楽しく運動遊びに取り組み、数に対しても興味、関心をもてるよう促ししっかりと就学に向けて歩みを続けていきます。

COMPASS発達支援センター丸亀NEXT
所在地:〒763-0082 香川県丸亀市土器町東5丁目220
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