COMPASSオレンジ 自信を持って「できました!」  

火曜日のCOMPASSです。
COMPASSオレンジに春から通い始めたお友達がいます。
保護者様は集団に慣れていないため、小学校生活でやっていけるかどうかを心配されていました。
COMPASSへはいろいろな経験を通して、自信をつけて欲しいと希望を語られていたそうです。

保護者様によると「やる気はあるが出来ない時にすぐに人に聞いてしまう。」ところがあるお友達。
また、ご自宅でもうまくいかなかったり、自分の思い通りにいかないと、癇癪を起こし、泣いて騒ぐこともあるのだとか。
片付けが苦手で、いくつか複数の指示を出すと理解して1つ1つ行動するのが難しく、言いたいことがあっても、自分の気持ちをうまく伝えられないことがこのイライラにつながっているようです。

そこで、個別支援計画には
1)語彙や言葉を増やし、自分の思いを表現できるようになること。
2)出来ることを増やし、自信につなげていくこと。
3)平仮名、数字など、生活に必要なことに関心を持てるようになること。
という3つの目標が設定されました。

選択された学習課題は、学校で習うことと重なるものもありますが、COMPASSは個別学習であることが大きな違いです。
スピードを強要せず、お友達のペースで1つ1つ積み上げていくように行われる学習課題の中から、単語の読み(発声、平仮名認知)、運筆の練習(くしつ、数、名前、鉛筆の持ち方)、読み聞かせ、読み解き、そして機能訓練(お箸)、数認知(10まで、5、10の固まり)が選択されました。

ともかく「間違えたくない」ので、解答に自信が持てないでいるお友達です。
自信が持てず、一問ごとに「合ってる?」と先生に尋ねるお友達。
そこで先生は、対話の時間を作り、「あってる?」と聞かれるたびに「そうだよ、すごいね!」と認め、褒めて、安心感と自信を持てるように促します。
間違っていたとしても「惜しい!」「もうちょっと!」「ほぼ正解!」というように肯定的に自分の力で正解を導くことができるよう語りかけます。
そんな工夫の結果、「対話形式」で取り組む課題を準備して、ルールを覚え、学習そのものを楽しめるように学習スタイルが定着していきました。

やがて、少しずつお友達に成長の変化が現れてきました。
余暇の時間に、周りのお友達とも落ち着いて仲良く遊ぶ姿や、伝えたいことを話す姿がみられるようになってきました。
プリントを1枚、そしてまた1枚仕上げるたびに、次第に「これ、あってる?」と尋ねることも少なくなっていきました。
課題プリントも一人で取り組み「終わりました!」と言って、嬉しそうに先生へ手渡す場面が増えてきています。
学習に向かうお友達の姿勢は意欲的なものになり、取り組む姿勢も大きく変わっていきました。

そして半年が過ぎ、算数では10までの数の増減は、迷うことが少なくなってきました。
語彙数が増えたことで「カルタ」でも上手にカードを見つけられるようになってきたお友達。
その「カルタ」で、カードの取り合いが起きそうな場面でお友達に譲る姿も見せていました。
お友達の「カルタ」はメキメキと実力が付いてきて、上級生を含めた複数人のカルタ大会で二位になり、皆の前で照れながらも嬉しそうにしていたのだそうです。

最近では年齢の違う様々な他のお友達とも自然に関わり、楽しく遊び、優しく接する姿を見せるようになったお友達。
成長を見せる語彙を更に増やし、また計算力を高めるべく、学校生活がより楽しく、よく学び、よく遊び、楽しく充実した日々になるよう願い、今日もまたCOMPASSの活動は続きます。

COMPASS オレンジ
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