COMPASS中津Sweet おはじきから就学を目指して 

月曜日のCOMPASSです。
COMPASS中津Sweetにも通い始めて3年のお友達がいます。
今年の春、お友達は高校生になりました。
当時中学生だったお友達への保護者様の願い。
それはどれも我が子の将来を想い、計算や身辺自立を中心に社会で困らないよう、愛されて楽しく過ごせるようにというご希望でした。

当時の支援計画は「計算問題ができるように。」と「洋服を自分できちんと畳むこと。」が設定されました。
「計算問題」は実際に手で触れて増減が操作できる「おはじき」を使って行われ、おはじきの使い方ルールも、足す数、足される数で色分けし、ひと目見てわかるように工夫。
お友達のペースで、繰り返し繰り返し、何度でも何度でも、足したり引いたりが行われました。

数の練習では、菓子の空き箱の窪みに一列ずつブロックを入れていきます。
先生の指示でブロックを入れていく学習を通して、数の大きさ、数量を目視で確認できます。
他にも洋服のボタン止め外しや、上手に畳むことも練習していきました。

実はお友達はこだわりが強く、頑固な面も見せていました。
例えば何か自分の考えと違うことを指示されても、固まったように動かなくなります。
当初から暫くは先生の説明にも一切耳を貸さず、背を向け、離席し、部屋の隅でうずくまってしまうこともあったのだとか。

さらにそういう頑なな状態から復帰が難しく、気持ちが切り替わるまで時間がかかっていました。
プリントの計算問題では、口で唱える数と指で追って行く数量が一致せず、正解できずにほとんどが間違いだったそうです。
当初から暫くは先生の説明にも一切耳を貸さず、背を向け、離席し、部屋の隅でうずくまってしまうこともあったのだとか。

そんなお友達が少しずつ変わって行ったのはその頑張りに対して与えられる惜しみない称賛です。
「すごいね!」「やったね!」「できたね!」「頑張ったね!」
どの先生も満面の笑顔で褒めてくれるので、頑張ることができるようになり、最後まで諦めなくなり、素直に聞き入れるように・・・と、少しずつ気分のムラが収まり、笑顔で取り組むことができるようになっていきました。

あれから3年が過ぎ、4度目の秋を迎えようとしているお友達です。
計算問題は、今もおはじきを使いながらではありますが、ほぼ正解が出せるようになってきています。
洋服を畳む練習はメキメキ上達し、今では周りのお友達にも教えてあげているほどだそうです。

学習が終わっても自由に振る舞っていたお友達ですが、1つの課題が終わるごとに「終わりました!」と報告できるまでになりました。
社会性の芽生えと成長は優しい気遣いを見せる中にも伺えます。
泣いているお友達の背中をさすり「大丈夫よ!」と、優しく声をかけている姿を見せていたこともあります。

これからは欠かさず課題の終了を伝えられるようになり、次の指示を待つことができるようなって欲しいと願います。
一つが終わり次の行動をするときや、離席の際にも「どこに行きます。何をします。」と報告ができるように高い社会性を目指し、残り少ない学生生活を充分に活かしながら愛される社会人になることを目指して共に歩んでまいります。

COMPASS発達支援センター中津Sweet
所在地:〒871-0016
    大分県中津市牛神町1-22-11
連絡先:0979-22-3078

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