COMPASS下関 雨と風と紙芝居

土曜日のCOMPASSです。
今年10月に入って発生した4番目の台風17号(ソウデル)は進路を西に取り、今回は日本への大きな影響はなさそうです。

しかし、異常気象だと言われ続けてかなり経ち、まとまった激しい雨や風にひとたび見舞われたら、その被害は甚大となります。
いつ何時襲ってくるかわからない災害に対して、COMPASSでは警戒を怠らず、子ども達の命を守るため訓練を欠かしません。

今回、COMPASS下関でも風水害を想定した避難訓練が行われました。
COMPASS下関の位置は、綾羅木駅そばで平地にあたり、近くには綾羅木川の支流が流れています。
今回は大雨が降り、浸水するかもしれないという風水害被害を想定して、屋上までの避難を行うという想定です。

お友達11人と共に行われた今回の訓練。
初めに避難訓練についてのお話を紙芝居を使い、お友達皆が関心を持ち、知識を高められるように、問い掛けながら読み聞かせます。
コロナ禍での訓練、紙芝居でも密を避け、児童と放デイそれぞれ部屋を分けて紙芝居のお話を聞きました。

これから行う訓練について、大雨で浸水が始まり、事業所の屋上まで皆で一緒に階段を上って避難するという流れも伝えました。
また、コロナ禍での訓練ですので、私語や大きな声を出したりせず、先生の指示に従って屋上まで避難します。

訓練中はマスクを外さず、避難訓練が終わり、室内に戻った際は手洗い、アルコール消毒を行うことを約束しました。どのお友達もしっかり約束を守り、小さなお友達は先生と手を繋ぎ、小学生は自分で階段を上がって素早く避難する事ができました。

想像していた以上に大成功に終わった避難訓練。
成功の要因は紙芝居を見てからの避難だったので、落ち着いて避難することができたと思われること。
今回の紙芝居は聞くだけでなく、正しい行動を考えていく問題も盛り込まれているので、お友達にも見通しができたことが良かったのではないかと思います。
どの子も他のお友達を押したり、駆け上がったりすることもなく、避難する際の靴を履く場面でも、比較的に素早く履いて出ることができました。

来月にもまた避難訓練が予定されています。
色々な災害への訓練を何度も経験することで皆で命を守ることを常に意識しながらも、幸い何も起こらない毎日に感謝できることが何よりです。
何も起こらない毎日を守るため、お友達の命を守る行動を迅速に確実に行うために取り組みは続きます。

COMPASS発達支援センター下関
所在地:〒751-0849
    山口県下関市綾羅木本町2丁目2−1
連絡先:083-227-4328

(事業所名をクリックして頂くと、事業所案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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