COMPASS中讃センター イライラの特効薬は・・・

水曜日のCOMPASSです。
中讃センターにお友達が通い始めたのは今年の4月。
保護者様いわく、ご家庭では特に兄とケンカになりがちで、思い通りにならない場面では泣き喚くなど感情のコントロールが難しいというお友達、保護者様は毎日毎日の対応に困惑されていた様子です。
そんなお友達が我慢を覚え、集中力が身につき、スムーズな会話ができるようにと願いを語っておられました。

利用開始の春の個別支援計画には、基本的な生活習慣を身につけ、集団の中で友だちと一緒に仲良く過ごせるように、また、発声練習に取り組み、話せる言葉を増やしていくことが目標とされました。
お友達は落ち着きがなく、思い通りにならないと度々怒りを表します。
発語は少なく不明瞭さも相まって、言いたいことが伝わりづらいようでした。

発語がスムーズになり、語彙を得てコミュニケーションができれば、次第に癇癪を起こす必要がないと理解でき、次第に怒りの爆発が鳴りを潜めていくに違いありません。
そのためには、座って集中できるように教育課題には着座練習からです。
そして発声の練習、絵本読み聞かせ、絵カードなどの言葉へのトレーニングや、高知性を高めるためにスナップ・ボタンの付け外し、パズル、スプーン・補助ばしの練習、棒通しなどの緻密な運動の訓練が行われました。

とはいえまだ3才。
なぜ?どうして?面白くないこともやらなくちゃいけないのか?そんな理屈は難しくて・・・好きな課題以外は集中が続きません。
好きじゃない課題が出ると、癇癪を起こしたり、時には着座すらしなかったそうです。
振り下ろした手をあげるのは大人にとっても難しいもので、お友達も嫌だという態度を軟化させることはありません。

それでも月日が経つにつれ、先生の話に耳を傾けられるようになってきました。
座るように促し、怒りが鎮まるまで待ち、やるべきことがわかるまで話しかけ、ひと言を、1音を発するだけで大喜びで褒める先生。
次第にCOMPASSの日々に慣れて行くにつれ、先生の言葉から伝わる想いが優しくお友達に浸透していき、促されると素直に切り替えられるようになっていきました。 

そして迎えた3つ目の季節。
座れるようになると、わかることが増え、褒められることが増え、次第に学習課題が面白くなってきたようで、離席せずに待てたり、集中して取り組んだりできるようになってきています。
発音に不明瞭さはまだ残るものの、語彙が増え、少しずつ簡単なやりとりができるようになってきました。

お友達にとってイライラの特効薬は、諦めない声かけと促し、繰り返しできるまで粘り強く関わることでした。
肌寒い季節になり、お友達の癇癪や、何が何でも我を通そうとする姿は、周りのお友達と一緒に言葉を交わしながら笑顔でおもちゃで遊ぶ様子を見せてくれるようになりました。

これからはもっと活動を通じて興味や関心を広げられるよう、経験を積み重ねることで成長できるように成長を促し続けます。
集団生活を通してルールやマナーを身につけ、スムーズなコミュニケーションを目指して2度目の春へと向かいます。

中讃地区 COMPASS児童発達支援センター
所在地:〒763-0082
    香川県丸亀市土器町東4丁目780
連絡先:0877-24-5328

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