COMPASS丸亀Wish こだわりが緩やかに解け・・・

火曜日のCOMPASSです。
COMPASSに通い初めて2年め、小学生になった4月からはWishに通い始めたお友達。
保護者様は「環境の変化に順応でき、大きな集団で過ごせるようになってほしい。」と話されていました。
また、言葉で自分の気持ちを伝えられるようになってくれたら・・・とも希望しておられたそうです。

Wishに通い初めの頃は、なかなか新しい環境に馴染まなかったといいます。
初日は、泣いて泣いて・・・なかなか入室すらできませんでした。
トイレへ誘ったのですが、促されたときには行けず、その場でいきなり脱いで部屋の床にしてしまうお友達。
場所にも人にも馴染まず、周りに人がいると集中できない為、別室で1対1での療育です。
素直に着座はするものの、興味のある教材での5分程度の頑張りがその時のお友達の限界のようでした。

お友達の個別支援計画では総合的な成長を目指し、発語が増えて話せる言葉を増やすこと、集団行動を通してルールやマナーを学ぶこと、生活動作を身に着けたり基本的生活習慣を身に着けること、そして数への興味を引き出していくことが目標に設定されました。

とにかく「初めてのもの」に対する抵抗がひどく強いお友達。
初めて提示される教材については勿論、教材の順番、色の順番、席の位置に至るまで少しでも変わると難色を示します。

そこで、馴染みの教材からスタートし、気分が乗ってきた頃からは、新しい教材にもさほど抵抗をしなくなることがわかり、状況を見ながら新規教材を挟んで学習を進めるよう工夫しました。
また、COMPASSでは学習の始めと終わりのご挨拶から始まりますが、お友達のご挨拶は「お願いします!」が語尾の「・・・す。」や「・・・ます。」だけしか出てきませんでした。

春から秋へ、そして冬になり、人がいない所でしか集中できず、個室学習だったお友達は、皆と同じ部屋で学習できるようになりました。
その学習も好みの課題でやっと5分だったのが、10分、15分と伸びていき、今では40分集中できるようになりました。
きちんとトイレに行って用を足せるようにもなりました。

発語や語彙の獲得は頑張っているものの、要求はまだクレーンで伝えています。
しかしながら変化は見られ、先生のあとに続いて「だして!」など復唱できる言葉は増えおり、「ちょうだい」「ありがとう」なども場にあった発言は見られ、学習の始めと終わりにも「お願いします。」「ありがとうございます。」と、ハキハキとご挨拶ができるようになりました。
ひらがなにも興味を持ちはじめ、自分の名前が書けるようになりました。

通い始めてしばらくは周りと馴染めず、一人遊びばかりだったお友達。
今は療育後の余暇の時間に他のお友達が行っている遊びに興味を持ち、次第に一緒に遊ぶ姿を見せるようになってきました。

集中してアイロンビーズを完成させられるようになったお友達。
以前、他のお友達が取り組んでいたアイロンビーズを机から払い落としていた同じ人物とは思えません。

今芽生えた「知りたい!」という成長のカケラ。
通うたびに少しずつ剥がれていったこだわりの甲羅の代わりに柔らかな順応の兆しを身につけ、気持ちも緩やかになるように、まだ知らないものへの興味・関心が生まれるように、そして何よりもみんなで活動するキラキラした幸せな達成感を得られるようにと集団活動への促しを続け、お友達の世界を広げていきます。

COMPASS発達支援センター丸亀Wish
所在地:〒763-0091
    香川県丸亀市川西町北2034-2
連絡先:0877-35-8328

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