COMPASS武蔵新城 抱っこから歩行へ、会話へと

月曜日のCOMPASSです。
それは2年前、保護者様はお友達への深い想いを武蔵新城で語られていました。

2歳になろうかという時期でしたが、お友達は服の着脱をやろうとしません。
決して譲ろうとせず、誰かとおもちゃの貸し借りもできません。
叱っても本人はケロッとしていて笑っていて、保護者様は『ダメ』の理解が出来ているのかを不安に思われているのだそうです。

個別支援計画には語彙を増やし言葉を発達させること、衣類の着脱ができるようになること、 トイレトレーニング 、そして周りのお友達と楽しく関われるようにという保護者様の願いに沿ったものが設定されました。
「あいうえおの絵本」「絵カード」「指先を使う機能訓練(ひも通しなど)」「生活訓練(着替え練習、スプーン、コップ)」などの教材を使い、楽しみながら成長できるよう支えていきます。
トイレに行くにも自分でズボンを履けるようにと衣服の脱着を教えてみますが、合点が行かない様子。
そこで、衣類の着脱のやり方をお人形と一緒に頑張ってみるように工夫してみました。

週に2回通うことになったお友達、保護者様と別れるのが辛くて毎回泣き始めてしまうので、泣き止むまで抱っこするしかありませんでした。
歩くことができずハイハイをするのですが、少しの距離しか移動できません。

発語はなく『あー、あー・・・』としか発することはできません。
コップから水も飲めず、スプーンも使えず、席についても姿勢が崩れ、着座姿勢が保てないという状況が日々続き、悪いとわかっていて悪いことをしてしまい、先生が叱っても笑ってふざけてしまいます。
それでもお友達と先生との諦めない挑戦は、続きます。

あれから2年が経ち、泣き顔はすっかり封印され、COMPASSに笑顔で来れるようになったお友達。
ハイハイから自力で歩けるようになり、着座して課題に取り組めるようになりました。
自発的な発語がみられるようになり、少しずつ語彙も増え、会話のやりとりができるようになり、叱られた時は反省の様子で「ごめんね。」と言えるようにもなりました。
次第に言葉が溢れるように出てきて、2語文も話せるようになりました。

「イルカさんどこで見たの?」 と先生。
「水族館でパパとママと見たの。」とお友達。
「花火見たことある? 」と先生。
「パパとママと見たの。怖かったの。」とお友達。
こんな嬉しい会話が先生たちを笑顔に誘います。

お人形での着脱を頑張って、ただいま絶賛トレーニング中。
先生が少し補助をしますが、自ら着替えようとするようになり、ズボンや靴下を引き上げる時に親指を上手に使うようになってきました。 
みんなで楽しく遊べるようにという課題には、例えばおもちゃの貸し借りは先生が橋渡し。
『順番に使うよ?』と声をかけると、素直に貸せるようになってきました。

2年前にできなかったことが、少しずつ嫌いでなくなり、楽しくなって、できるようになってきたお友達。
挑戦し続けている指先の機能訓練を継続し、ひとりで衣服着脱や食事が完全にできるように目指しています。

言葉はお友達の武器になる大事なものです。
もっと多彩な表現ができるように語彙を増やし、気持ちを伝えられるようにと願い、経験と言葉を紡いで行く支援を続けます。

COMPASS発達支援センター武蔵新城
所在地:〒211-0044
    川崎市中原区新城3丁目17-9三島ビル2F
連絡先:044-948-8481

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