COMPASS神崎 座れて、話せて、笑顔へと

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS神崎にお友達が通い始めたのはこの秋の初め。
言葉の困りごとを抱えたお友達に、保護者様はなかなか出ない言葉が出るようになり、少しでも自分の気持ちや今日の出来事などを楽しく話せるようになって欲しいと希望されていました。

綿密な話し合いを経て、個別支援計画では「言葉の力を得て、伝え、伝わる喜びを知って仲良く過ごすこと。」が基本項目として設定されました。
お友達と取り組む学習課題は、月例プリントA、物の名前等の唱和、絵本の読み聞かせ、シール貼りなど基本となるものが選択されます。

現在幼稚園の年少さんのお友達ですが、おそらくこれまで長時間机に向かって何かを行うことは経験がなかったのだろうと思います。促すと着座は何とかできますが、長時間綺麗な姿勢を維持して学習に取り組むのは難しかったといいます。
少し着座したと思えば、離席、走り回り、テンションが上がると声の大きさもエスカレートしていきます。

好き勝手にしてはならないことは、小さなお友達にもわかってもらわなければいけません。
神崎のCOMPASSは広くて走り回るには格好の広さがあり、このため「走ってはいけない、大声を出さない、暴れない。」ということを納得してもらうことが難しかったようです。
「ダメ」だと言われると逆にやりたくなるようで、一向に聞き入れません。

そこで先生は声の掛け方を工夫し「ダメ」ではなく「こうしてくれると嬉しいな!」と提案の形で伝えて見ることにしたそうです。
「歩いてくれるといいな!」「小さな声でも聞こえるかもよ?」などお友達の気持ちが乗ってくれるような声かけを工夫していきました。

9月から3ヶ月目経った今、少しずつ変化が見られているそうです。
素直に着座をして学習課題に取り組む時間が何と30分当たり前のように集中を見せているのだそうです。
着座ができるようになると、お友達はみるみる成長を見せ始めます。

当初はひとりで遊ぶことが多かったのですが、余暇の時間には他のお友達とおもちゃを共有しながら遊ぶ場面もよく見かけるようになりました。
もっとも遊んでいるとテンションが上がってしまい、ついつい大きな声が出てしまうことも時折あるのだそうですが・・・。

新しいことを吸収しようとする意欲が増してきたお友達、理解して覚えた言葉も多く、明らかに発する語彙数は増えて来ました。
先生の質問にはきちんとお返事をするようになり、助詞はまだ使いこなせないものの「(自分の名前)・アイス・すき」などの単語で気持ちを伝えようとする様子を見せ、感情の表現も「楽しい」や「いや!」などはっきりと言えるようになっています。

保護者様が望まれていた今日の出来事を楽しくおしゃべりするという会話にはまだ至っていませんが、「これ(を)したよ。」と見せてくれたり、10までの数を数えることが出来るようになって来たことに保護者様もとても喜ばれているそうです。

ただ、言葉が出てくるようになったことで小さな言い合いのような場面も見かけるようになったため、更なる語彙や表現の獲得と並行して、今後は集団活動や制作を通して人との関わりを学べる機会を増やしていきたいと思っています。
春が来る頃には満面の笑顔で皆と過ごせるようにと願って関わりを続けていきます。

COMPASS発達支援センター神崎
所在地:〒791-8034
              佐賀県神埼市神埼町田道ヶ里1803-2
              栄城神埼ビル2F
連絡先:0952-37-7838

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