COMPASS須崎 発語を目指して

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS須崎に一昨年5月から通っているお友達は1年生。
初めてCOMPASSに来られたとき、保護者様は迫ってきた就学で、新しい環境に馴染めるかを気にしておられました。
身辺自立ができておらず、発語もありません。
何かあると自分の顎を叩き始めたり、持っていると安心なのか手袋が手放せず、ないと怒り出してしまうのだそうです。

個別支援計画には、発声を目指し、トイレの習慣や日常の動作ができるように、また食事でもスプーンやフォークを正しく持つことができるようになって欲しいとと目標を設定しました。

当初は全く目が合わ図、どこを見ているのか虚ろな目をしていたそうです。
自分への刺激なのかいつも顎を叩木、手袋を持って走利回ります。
発語はなく、全く着座できなかったそうです。

お友達の可能性を信じて課題には1時間ごとにトイレへ誘ったり、手先のトレーニングとして洗濯バサミ、シール貼り、カラーボンボンのプットイン、スプーンの練習を継続します。
また発語を願って絵本の読み聞かせや、口や舌の動きを見せながら絵カードを使って発語の練習を繰り返していきました。
まずは飽きないように、クルクルと教材を替えながらトレーニングが行われていきました。

今お友達が何を感じて、どう思っているのか見えなかったと言います。
何を語りかけてもどの教材を示しても、一向に見向きもしないお友達。
どうやってアプローチすればいいのだろう?
先生たちは頻繁に会議を重ね、お友達の興味を引き出すことにまずは注力していきました。
それでもなかなか変化は見られませんでしたが、諦めずに何度も何度も関わり、支援を継続していきました。

やがて、1年半経った昨年の秋頃から、お友達の様子が少しずつ変わっていきます。
課題の取り組みで、先生が示したものに目線を合わせ、見ることができる様になりました。
発語の練習では、あいうえおの母音だけはなんとか言おうとする様子を見せる様になり、模倣する姿勢が見られる様になりました。

絵カードで、例えば「りんご」だと、聞こえるのは「い・ん・お」の様な音ではありますが、確かに言おうとしていることはこの1年での大きな成果です。
この変化に保護者様も体操喜ばれ、発声から発語に繋がりつつあることで、少しずつ成長を感じているとお話しされていました。
先生たちも、繰り返し取り組んできた発語練習が成果として見え始めたことは嬉しい出来事です。

啐琢同期、今、お友達はまさに言葉を得ようとしています。
最初は想像もできなかったお友達の成長。
興味を持って発語しようとしているので、お友達が興味を示すことや物のカードなどを活用して、更に発語を開花させていけるように取り組みます。
ゆっくりと、ゆっくりと・・・
そして言葉を交わせる日を願い、お友達の成長だけを願って支援を継続していきます。

COMPASS発達支援センター須崎
所在地:〒785-0036
    高知県須崎市緑町9-27 須崎保岡ビル2F
連絡先:0889-43-9328

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