COMPASS高松Apple 話せるまでの準備は・・・(1)

木曜日のCOMPASSです。
お友達がCOMPASS高松Appleに通い始めたのは一昨年のちょうど今頃でした。
名前を聞いても答えられなかったお友達は、当時、3歳の年少さん。
先生が話しかけても会話に続くことはなく、質問にはオウム返しがほとんどでした。
さらに何か話せても、お友達の言葉には不明瞭さがあり、判然としませんでした。
伝えようとしても上手く伝わらない苛立ちは、大声で叫ぶことで表すしかなかったようです。

保護者様は、お友達の言葉の成長を願い、「会話ができるようになり、コミュニケーションがとれるようになってほしい。」とおっしゃっていました。
思い通りにならない時に大きな声をあげたり、頭をぶつけたりする様子も心配しておられ、「気持ちの切り替えがスムーズにできるようになってほしい。」とも願っておられました。

保護者様の願いを汲み取り、COMPASSの立案した個別支援計画は、言葉への3段階のアプローチに沿っていくことを目標に掲げました。
まずは「言葉の理解や表現できる言葉を増やすこと。」
ついで「活動に見通しが持てるようになることで、行動や気持ちを切り替えやすくなり、思いを言葉で表現できるようになること。」
そして最終的には「お友達同士や先生と言葉でのやりとりを楽しめるようになること。」です。

そのために選択したのは「口舌の体操」「あいうえおのえほん」「ビーズ通し」「絵本の読み聞かせ」「絵カード呼称」「選択」「説明」「ペグ差し」「積み木」「色塗り」「みつばプリント」「コミュニケーション練習」「小集団活動」「製作」などでした。
具体的に取り組み始めた最初の課題は、理解できる言葉を増やせるように「絵カード」や「絵本の読み聞かせ」などで言葉の習得を図っていきました。
お友達は、全く言葉が出ないわけではありませんが、使いこなせる語彙は少なく、不明瞭さがありました。
お友達との言葉のやり取りもまたスムーズに運びませんでした。
先生がお友達に何か尋ねても、聞かれたことへの適切な回答が返ってきません。

そこでまず、先生が尋ねたことにお友達が答えないでいると、先生が「〇〇だよね」と回答の模範を示し、その復唱を促すという練習。
次に、質問への回答を事前にいくつか話し、その選択肢からお友達が自分で選んで答えられるように工夫してみます。
例えば「今日はCOMPASSに誰と来ましたか?」と質問て、お友達が答えられないでいると「それは先生? お母さん? お父さん?」といった選択肢を伝え、お友達はそのどれかを選んで話すというものです。
たくさんの言葉を聞き、たくさん話す機会を経験し、やがて自分の言葉として扱えるようになっていく過程を実践していきました。

言葉と並行して巧緻性を求める訓練や、色や文字、形などの認知を高める訓練などは、何度もつまづいたり、また何度もやり直したりしながら、少しずつ上手にこなせるようになっていきました。
時折、上手くいかず、苛立つ様子もありました。
まとまった時間、着座して課題に取り組むことにも不慣れなお友達はすぐに集中が途切れ、嫌になってしまうこともありました。
そんなとき、お友達は上手く気持ちを切り替えて、次の課題に進めませんでした。
先生は、お友達にまだ読めない時計の針を示しながら「ここまで来たら、これはおしまい。その後には好きな遊びを一緒にやろう!」というように、どこまで頑張ればいいのかを明らかにして切り替えられるように促していきました。
(後編へ続きます)

COMPASS高松Apple
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2157-5
連絡先:087-899-6328

(施設名をクリックして頂くと施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)
Copyright(c)2018@compass328 T.0. All Rights Reserved.

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧