COMPASS丸亀Link 思いやりの言葉を探して(1)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS丸亀Linkに昨年の春から通うお友達は、1年経ってこの春小学校2年生になりました。
元々着座はできていたのですが、周囲が気になり、キョロキョロと辺りを見渡すことが多かったと言います。
時間配分として学習活動は20分程度想定していたのですが、初めの頃は最初の5分程度しか集中できていなかったと言います。
同様に先生の話にも集中できず、開始当初は「できない。」「やりたくない。」「早く終わりたい。」などとネガティブな発言ばかりでした。

保護者様は「Linkに楽しく通ってほしい、お友達と遊べるようになってほしい、苦手なことにも頑張って挑戦してほしい。」とお友達が楽しく成長に向かってくれることを願っておられました。
このご希望に沿って作成されたCOMPASSの個別支援計画では、身の回りの自分でできることを増やし、療育の楽しさや達成感を味わえるようになることで、苦手なことに挑戦しようという気持ちが育ち、成功体験を味わえるようになることを目指しました。

また距離感を始めルールやマナーについても学ぶ機会を作り、自分の気持ちを言葉で表現し、お友達と交流を楽しみながらコミュニケーション力の向上を図っていきたいと考えます。
活動や集団生活を通して、指示を聞き、理解し、行動に移しながら、ルールやマナーをしっかりと身につけていけるよう促していくことも目標としました。

1年生になったばかりのお友達との活動は、主に学齢に応じたプリント学習として漢字の読み取り、繰り上がりのある足し算、繰り下がりのある引き算など、絵日記を使用し、文章表現を身につけ、語彙の理解力向上をを目指しました。
制作としては、カレンダー、四季に応じた飾り作りなどを通して協力することや最後まで頑張ること、そして畑のお世話で野菜を育てる練習などを通して継続した取り組みをこなしていく習慣を身につけられるように図ります。

学習活動が終わると、大好きな図鑑を見ながら先生やお友達と楽しく過ごすことができていたそうですが、声が大きく、場面に応じた声量の使い分けができず、また、思ったことを配慮なくそのまま口にしてしまう傾向も見られました。
余暇の時間は、お友達は思い思いに遊んだりくつろいだりしていますが、この時間を利用して先生が見守りながらお友達との物の貸し借りの練習、声かけの練習、優しい言葉遣いの練習、チクチク言葉を使わないことへの意識なども育てていきました。

お友達も例に漏れず「お勉強は嫌い」でした。
そこで集中力をつける課題では、集中できる環境をつくり、仕切り板やタイマーなどを活用し、最初は短い時間からですが、集中する時間の目標を定めて取り組む練習をします。
手先指先を使った道具を使う工作もお友達は得意とは言えませんでした。
そこで制作活動では、はさみの使用練習、のりの貼付け、折りがみ作りなど、苦手な動作の練習を繰り返し行っていきました。

声量の調節練習では、声量のレベルを視覚的に判断できるものを利用し、場面に応じた声量の練習を繰り返し行ないました。
相手への声の大きさの配慮だけでなく、お友達との関係づくりでは、相手の気持ちと自分の気持ちを考えることや、気持ちを置き換えて考えること、優しい言葉遣いの練習や物の貸し借りの練習、言葉のやり取りの練習を中心に導いていきました。

基本、気持ちの方向は自分に向いているためか、お友達は先生の話を聞くことも苦手でしあ。
そればかりでなく、先生から注意されたことを「いけないことだ」と分かっているのですが、注目を浴びたいのか、わざとその行動をやってしまうということも度々見られました。

自分の思いを相手にわかるように伝えることもまた苦手の一つだったお友達。
そのためか、特に仲良く関われているお友達であればあるほど、心のパーソナルスペースというか、心地よい距離感が掴めず、どこまでも言葉や態度で攻め込んでしまうようなやり取りが見られました。
やがて半年が過ぎ、1年生の2学期が始まろういう頃になるとお友達の声が優しくなり、学習にも集団活動での行動にも変化が見られ始めました。

COMPASS発達支援センター丸亀Link
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    香川県丸亀市山北町465-1
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