COMPASS高松Apple 変わること・成長すること(1)

木曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松Appleに3年前から通うお友達は、現在6歳の年長さんになりました。
会話が苦手で言葉に不明瞭さがあり、関わる友達も少なく、複雑な言葉でのやりとりがスムーズにできませんでした。
促すと着座はできますが、周囲が気になり集中が途切れやすく、離席したり、姿勢の維持が難しかったそうです。

また自分目線での行動が目立ち、”しなければならないこと”をせずに、興味のあることにすぐに注意が逸れてしまいがちでした。
仲良く遊んでいても、相手のお友達が使っているおもちゃが欲しいと思うと、何も言わず取り上げてしまうこともあったのだとか。

保護者様は「言葉でのコミュニケーションがとれるようになってほしい。」ということと「落ち着いて過ごすことができ、先生の指示に素直に従えるようになってほしい。」と希望を話しておられました。個別支援計画では「語彙数を増やし、簡単な言葉でのコミュニケーションができるようになる。」という目標を立てました。
また、先生の指示をよく聞いて行動できるよことや、ルールのある遊び・場面にあった言葉や動作を知り、落ち着いて行動できるようになることを目指していきます。

当初のお友達の最初の課題は着座姿勢の維持でした。
指示を聞き入れる素直な気持ちと裏腹に、ワクワクする気持ちが抑えきれず、誘われるように欲しいもの・興味があるものにまっしぐらのお友達です。
そこで、話を聞く力や集中力を養う狙いと先生の指示をよく聞いて行動するために、活動開始前に先生はお友達と「何をする時間なのか」を明確にし、お友達がしっかり意識して行動できるように、活動の開始前に必ず約束を習慣化し、活動に集中できるように促していきました。

お友達の発語には発音の不明瞭さもあったため、口舌の体操や発音練習に取り組んでいきました。
同時に、まずは理解できる言葉を増やせるように、絵カードや絵本の読み聞かせなどで言葉の習得を図っていきました。
お友達自身が新しく獲得した言葉を表出できるように、絵カードやコミュニケーション練習で言葉でのやりとりの向上を促していきました。

日常生活での実践は、お友達同士のやりとりを発音や会話の応酬話法を正しいものに導いていきました。
こうして来所するたびに少しずつ言葉が増え、会話のスキルも徐々に向上を見せ始めますが、苦手意識を外して会話ができるようになり始めたのは4ヶ月後の8月からだったと言います。
(後編へ続きます)

初めての方へ

COMPASSの療育手法
ご利用者の声
COMPASS施設一覧