【鍋島.】はじめてのことばが増えてきたお友だちの成長

こんにちは。
今回は、COMPASS鍋島に通っているお友だちの成長をご紹介します。

利用開始当初のお友だちは、発語がほとんどなく、自分の気持ちを伝えることが難しい様子が見られていました。

また、遊びや活動への集中が続かず、気になるものに次々と手を伸ばしてしまう姿や、片付けが難しい場面もありました。

衣服の着脱や排泄に関する生活動作にも課題があり、日常生活の中での自立に向けた支援が必要な状況でした。

保護者様からは、「好きなことを見つけて集中して取り組めるようになってほしい。」「自分の気持ちや要望を伝えられるようになってほしい。」とのご意向がありました。

療育では、絵カードを使った選択や発語の練習を取り入れ、お友だちが「自分で選ぶ」「伝える」経験を積み重ねていきました。

また、口や舌の体操を毎回おこない、発音につながる土台づくりにも取り組みました。
挨拶の場面では、言葉をすべて言うことが難しい場合でも、頭文字から発声できるよう促し、小さな成功体験を大切にしてきました。

さらに、お友だちが興味を持てる遊びに寄り添いながら関わることで、「楽しい」という気持ちを引き出し、自然と活動に参加できるよう支援をおこないました。
トイレや水分補給の場面では、視覚的なカードを活用し、自分の意思を伝えられるような工夫も取り入れています。

はじめは周囲の刺激に影響を受けやすく、活動に集中することが難しい様子も見られていましたが、繰り返しの関わりの中で少しずつ変化が見られるようになってきました。

現在では、「さようなら」の「さ」や「せんせい」など、不明瞭ながらも言葉としての発声が見られるようになり、相手に伝えようとする姿が感じられるようになってきました。
また、言葉の理解も進み、なぞり書きなどの学習にも取り組めるようになっています。

遊びの場面でも、一つの玩具に集中して取り組む姿が増え、以前のように次々と玩具を出す様子は少なくなってきました。落ち着いて活動に向き合える時間が伸びてきていることも、大きな成長のひとつです。

保護者様のご意向であった「集中して取り組むこと」「意思表示をすること」に対しても、少しずつではありますが確実な変化が見られており、お友だちなりのペースで前進している様子がうかがえます。

職員としても、初めて聞くことができた言葉や、相手に伝えようとするまなざしに、大きな成長を感じています。
安心できる環境の中で、一歩ずつできることを増やしていく姿をとても嬉しく思っています。

今後は、引き続き発語を促す関わりを大切にしながら、コミュニケーションの基礎を育んでいきます。
また、衣服の着脱や排泄といった生活動作についても、視覚的な手がかりや繰り返しの経験を通して、自分でできることを少しずつ増やしていけるよう支援を続けていきます。

これからもお友だちの「伝えたい」「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、成長を見守っていきます。

 

COMPASS鍋島.

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