COMPASSしまんと 思いが伝わるように

水曜日のCOMPASSです。
COMPASSしまんとのお友達は通い始めて2年と9ヶ月。
保護者様は、お友達が言葉を理解し、語彙を増やし、言いたいことを言えるようになってほしいと希望を語られます。
また、当時1年生だったお友達が苦手な数を理解することや、楽しく暮らしていけるようになって欲しいと願っておられました。

通い始めたあの頃。
お友達は着座ができず、離席が目立ちました。
室内で急に走り出すことがあり、「走らないで、歩いて!」という声掛けだけで走るのを止めるのは難しかったそうです。
ゲームの順番にしろ、学習や工作にしろ待つことができません。
何かを尋ねても、返答はオウム返しが多く、言いたいことが何なのかわかってあげられなかったと言います。

そんなお友達の支援計画にはまず着座、コミュニケーションが取れるように促し、数についてはまず興味を持つようにと目標が設定されました。
さて、着座して集中することを学ぶために、まずは遊びの要素の多いコイン落とし、棒通し、ひらがなカード、絵本の読み聞かせなどお友達が興味を示すものをプログラムとして導入しました。

「楽しい」と感じられる時間が続くように、飽きないよう、クルクルと教材を入れ替えて集中の持続を図っていく日々。
1日、また1日とCOMPASSで学ぶ日々を過ごすうちにお友達の着座時間は長くなっていきました。
集中できる時間が伸びていった頃から、線のなぞり書き、ひらがなの読み書き、大小の比較など、プリントを用いた学習の核心へと移行していきます。

例えば、大小比較等プリントでは問題の意味や言葉が伝わりにくいので、半具体物を操作することで理解を深め、文字を書くことには文字の一部分を塗りつぶすことに執着があったので、解消するために書く順番を変えたり、間を空けて取り組むように配慮したり、お友達の特性に寄り添った学びの支援に工夫を凝らします。
また、お友達は視覚から情報が入りやすいことが判明したので、なぞり書きから取り組みを始めました。

そして今ではお友達は30分以上は着座して取り組めるようになり、ひらがな・カタカナの読み書きができるようにもなりました。
自発的な挨拶や「ただいま」「〇〇ください」などの要求や場面に合う言葉を使えるようになってきました。
突然走り出すお友達に、声掛けで諭すと走るのをやめ、歩けるようになりました。
また、食事や集団療育のとき、一人で勝手に始めることなく、お友達を待つことができ始めています。
欲しいものやしてほしいことがある時に、「〇〇(を)ください」「〇〇してください」といった要求を伝えられるようになってきました。

お友達が楽しんで吸収できるペースを守りながら、先へ先へと学習を進めていったCOMPASSの毎日。
成長したお友達、今では大きい小さい、長い短い、多い少ない、重い軽いという理解もパーフェクトです。
恐る恐る始まった読み書きですが、今ではカタカナの読み書きにステップアップし、要求を言葉で伝える、数量に興味を持つに至ります。

保護者様からも、自宅に帰ってきたお友達が「ただいま」と声を聞かせてくれるようになったこと、名前をスラスラ書けるようになったことが本当に嬉しいですと感想をいただき、先生もとても嬉しかったと言います。

春、お友達は4年生になりました。
これからは社会性という深い学習が始まります。
色々なお友達と関わり、活動ができるように集団療育へも取り組み、活動の中で危ないことや人にしてはいけないことを理解できるよう導きます。
会話の習得でも更に様々な言葉にふれ、経験を積んで、コミュニケーションの習熟を目指し、大きく世界を広げられるよう支援を続けていきます。

COMPASS発達支援センターしまんと
所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328

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