COMPASS樟葉 伝わる喜びを、もっと

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS樟葉に2月から通い始めたお友達、春から保育園に通い始めました。

発語があまりなく、伝わらない想いがあることや、落ち着きを見せないお友達を保護者様はとても気にかけておられました。

そこで個別支援計画には発語を促すことが基本課題とされました。
また、将来の就学を睨み「あいうえお絵本」「絵カード」などお友達に馴染みやすい教材を用いて「ひらがな」に親しめるよう促しを始めます。

こうして始まったお友達とのCOMPASSですが、学習が始まるとお友達の困りごとが見えてきました。
着座姿勢での学習の際、あちこち気が散ってしまい、一つの課題になかなか集中出来ません。
目の前の課題ではなく、あちこちに目線が走り、意識が飛ぶと、何処まで進んでいたか、何を考えていたかという思考の組み立てがプッツリ途切れてしまいます。

お友達の学習は「知識を与える・覚える」という内容そのものより「学ぶ姿勢・できる!という実感」に大きな意味があります。
お友達が集中できる時間を伸ばすにはどうしたらいいか、着座してじっくり考えられるにはどうしたらいいか、あらゆる工夫を行います。

予定を立てて終わりをイメージさせることや、シェードで囲むことで周囲の影響がないように配慮すること、対話と見守りでお友達の意識が逸れることがないよう配慮していきます。

お友達は次第に先の見通しが出来る様に変化を見せ「これの次は、これをするよ!」と伝えると、目の前の課題に集中することができるようになってきました。

COMPASSで過ごす時間が、1日、1週間、1ヶ月と過ぎていくうちに、少しずつお友達の様子が変わってきました。
毎日個別と集団の活動を行うお友達は、次第に「できる!」という達成感が自信となり、発語も笑顔も少しずつ増えていきました。

限られたシチュエーションでの会話ではありますが、伝えたいことの言葉を組み合わせ、三語文程度を表現できるようになりました。

先日、COMPASSについて学習活動の折に先生が「お昼ご飯に何を食べたの?」とお友達に聞いてみました。
お友達ははっきりと「うどん(と)白いごはん」と回答して、ニッコリ笑顔を見せたそうです。

伝わることの喜びがわかってきて、学習活動にも自信がつき、少しずつ意欲を見せてきたお友達。
これからの目標は、語彙数を増やし、応酬話法を学び、二語から三語以上の会話の定着です。
屈託のないこの明るい笑顔を、お喋りな笑顔へと導くために、これからも一緒に頑張っていきます。

COMPASS発達支援センター樟葉
所在地:〒573-1116
    大阪府枚方市船橋本町2-9-2 ペブルコート樟葉102号 
連絡先:072-808-6358

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