COMPASS岡山ふれんず 桜並木を元気いっぱいに

水曜日のCOMPASSです。
3年半前からふれんずに通ってきたお友達、ずいぶん成長を見せ、いよいよ春には小学生になります。
保護者様のご希望は「好きな事に集中して椅子に座ってできるようになって欲しい。」「身の回りの事が一人でできるようになって欲しい。」「トイレの自立。」「書く事の楽しさを知って欲しい。」など心からお友達の将来を想う思いでした。 

概ね半年ごとに見直される個別支援計画の目標の最初は「正しい生活習慣動作ができるようになること。」や「自発的に排泄できるようになること。」「着座姿勢の確立と読めるひらがなを増やすこと」が設定されました。

利用当初のお友達は、COMPASSに着いても保護者様と離れることが辛くて涙ぐんでいました。
声はよく出ていましたが、意味のない言葉が多く、話しかけた時も会話にならずオウム返しが多かったといいます。

促しに応じて着座するものの、すぐ周りが気になり出して、もう立腰姿勢が崩れ気になる方に向かってしまう状態でした。
当時年少さんのお友達は体力なく、活動が終わると先生に抱っこをせがみ、寝入ってしまいました。

COMPASSでは、お友達の体力や気力が続かないので、簡単で短いカリキュラムをたくさん経験してもらうことにしました。
お友達が積み木を掴んだら褒め、口真似をすれば褒め、線を1本引けば褒め、スナップを外せては褒め・・・「できた!」という達成感を数多く経験し、学習は楽しいと感じてもらえるよう導きました。

お友達が離席するたびに連れ戻し、落ち着きを見せるまで膝の上に乗せながら課題に取り組み、落ち着いてきたら向かい側の椅子にひとりで座れるように導きます。
少しでも長く座っていられたら、それはもう大層褒めちぎり、着座時間が長くなるように促しを続けます。
しばらくするとお友達はひとりで座れるようになり、着座時間に比例して集中を見せるようになりました。

お友達のために準備した学習課題やツールは、手指活動のためのストロー通し、洗濯バサミ、トング、スナップやボタンの付け外し。
一緒に楽しめるように手遊びや絵本の読み聞かせ、パズル、積み木、筆記具を持って描く練習に繋がるようにお絵かきから始め、あいうえお絵本のなぞりにとステップアップ。

語彙と明瞭な発語を獲得するためにあいうえおの唱和、絵カーから始まり最終的にはなぞり書きからひらがなを書けるように目指していきました。
その年の暮れには少しずつひらがなが読めるようになり、「できた!」という達成感が育んだ自信は、積極的な姿勢へと繋がっていきました。

あれから3年。
お友達は、COMPASSにきても涙を見せることはなくなり、学習への準備ができるようになってきています。
自発的なトイレでの排泄も達成し、外出先でも尿意を伝えることができるようになりました。

ひらがなの読みもほぼクリア、書くことについては鉛筆の持ち方も上達し、視写ではひらがなが書け、ひとりで数字を書けるようになっています。
何よりも数分で離席していた同じお友達と思えないほど、療育中の45分は綺麗に着座できるようになっています。

就学するお友達、今月いっぱいでCOMPASSふれんずも卒業です。
これからは就学に向けて更に読み書きや数の認知をあげて、楽しい小学校生活が送れるようにと様々な活動でスキルアップを狙います。
春、桜並木を元気いっぱいに登校していくお友達を晴々しい気持ちで見送れるようにと心から願って・・・

COMPASS発達支援センター岡山ふれんず
所在地:〒700-0921
    岡山市北区東古松3丁目4番14号
連絡先:086-222-0178

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