COMPASSしまんと 多彩な表現を目指して

金曜日のCOMPASSです。
就学前からCOMPASSに通い始め、現在2年生のお友達。
始まりは4年9ヶ月ほど前の初夏でした。
保護者様によれば、お友達は気に入らないことがあると癇癪を起こしてしまうのが気がかりだとのこと。
お友達の得意な部分を伸ばしてあげたいと希望され、また、大きくなるにつれて人は他の人との関わりがとても大切なものになることから、人との関わりが上手になってほしいと願っておられました。

当時のお友達は年少さん、慣れない着座が最初の課題でした。
まだ幼いお友達が進んで着座姿勢で楽しく課題ができるように、興味を持つ課題を最初に持ってきたりと数々工夫を凝らします。
初歩の学習課題として「ひらがな」の読み書きに挑戦するのですが、読めない文字が多く、書くことも鉛筆が正しく持てず、筆圧も弱かったと言います。

おしゃべりはできるものの、当時まだつたない表現しか持たず、気持ちを言葉にすることが難しく、嫌なことがあっても感情を伝えられませんでした。
コミュニケーションのための会話の学びは、人との関わりの中で経験を通して学ぶことが何より成長に繋がります。
カード類を使った語彙の獲得と並行して、集団の活動への参加を促し、楽しくコミュニケーションを取ることに挑戦する日々が始まります。

1年半ほど経った頃でしょうか…、次第にお友達の様子に変化が見られるようになってきたと言います。
COMPASSにも慣れて、ほとんどのことは難なくこなせるようになり着座して学習もできるようになりました。
目の前の課題を頑張ろうと、一旦取り掛かったら最後まで集中を見せるようになり、学習は進みました。

ですが、同時に集中するとやめることができず、次のことに切り替えができない様子が見られるようになったそうです。
当初はやるべき課題の量を調整して対応するのですが、本当は、お友達自身が見極めて切り替えができるようになっていかなければなりません。

お友達の新たな課題は、見通しを持って行動すること、事前に自分が納得した予定を立て行動することを目指すことになりました。
今ではホワイトボードや時計を使い、見通しを持って時間を意識して動けるようになってきたのだそうです。

現在小学生2年生になったお友達は、たくさんの語彙の学びが成長を促し、不安定な気持ちを「モヤモヤするなぁ。」と言ってみたり、「今日は疲れているんだ。」等、自分の状態や気持ちを伝える表現が上手になってきました。

ひらがなの読みかきも完璧で、ひらがな、カタカナ、漢字を使い分けて日記を書くこともできるようになっています。
会話の上達でストレスなく人と関わりを持てるようになってきたお友達は、聞きたいことや気になることがあると、それを共通の話題にして周りのお友達に話しかける姿が見られるようにもなりました。

保護者様も「通い始めた当初は静かに座っていられるだろうかと心配していましたが、先生方が根気強く声掛けをしてくれたり、課題の量を調節したりと臨機応変に対応してくれたおかげで、楽しく通えています!」と嬉しいお話を伺うことができました。

学習や遊び等の体験を積み重ねて、興味を持って取り組めるようになることを目指し、現在取り組みの真っ最中。
誰かと話すこと、分かり合えることの先にある連帯感や満足をもっと感じてもらいたいと願い、これからも様々な場面の中でお友達の想いを自身の多彩な表現で伝えられるように導いていきます。

COMPASS発達支援センターしまんと
所在地:〒787-0013
    高知県四万十市右山天神町4-31
連絡先:0880-34-8328

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)