COMPASS高松Apple 地震想定の避難訓練

土曜日のCOMPASSです。
COMPASS高松Appleでは、今月半ばに地震想定の避難訓練を行いました。
参加人数はお友達が4人と当日出勤の先生たちです。
事前にお友達と揺れたらどう行動するのか、どこに逃げるのか、逃げるときどんなことに注意するのかなど、しっかりお話をします。

タブレットで大きな音が鳴り響き、訓練のスタートです。
お友達は今まで座っていた机の下に素早く潜り、身を縮めて1〜2分揺れが収まるのを待ちます。
先生は手早く防災ずきんやヘルメットを用意して全員の装着を確認です。
先生の合図で皆で玄関から素早く外へ。
事業所のすぐ近くにある公園が一次避難場所です。

お友達は皆先生の指示通りにマスクを外さず行動し、大きな声を出す様子もありませんでした。
訓練前にお約束していた「走らない」「押さない」「先生と必ず手を繋ぐ」「道路を渡るときに安全かどうか確認する」なども全て守れていたそうです。
点呼で全員の無事を確認し、事業所へ戻りました。

こうして無事に終わった地震想定の避難訓練ですが、やってみて初めてわかる気づきもたくさんあったようです。
例えば玄関付近で人間雪崩の状態にならないように、速やかに外に出ることを第一優先として、靴をまとめて持っていけるものが必要だと感じたことや、持ち出し袋の内容の充実を図りたいと思ったことなど活発に意見が出されました。

南海地震は過去1,000年余り過去の地震活動の記録が残されている世界的にも例をみない地震データのあるものなのだそうです。
最近では平成7年1月17日午前5時46分頃、M7.2の地震が起き、高松でも震度4の阪神大震災の発生が記憶に新しいところです。
この地震では、高松ではビルの窓ガラスなどの一部に損傷があった程度でした。

周期的に起きる確率が高いとされている南海トラフ地震。
この被害想定によれば、南海トラフ巨大地震がひとたび発生すると、静岡県から宮崎県にかけての一部では震度7となる可能性があるほか、それに隣接する周辺の広い地域では震度6強から6弱の強い揺れになると想定されています。
また、関東地方から九州地方にかけての太平洋沿岸の広い地域に10mを超える大津波の襲来も想定されています。

耐震構造の確認や、非常時の避難のみならず、保護者様にどう連絡するか、一時避難先と避難所への移動はどの程度の状況で行うべきか・・・
考えることはたくさんあります。

その日が来ないことを願いながらも、万一の最悪を想定し、最善の対策を目指して、命を守る行動を迅速に的確に行えるよう、今後も訓練を継続していきます。

COMPASS高松Apple
所在地:〒761-8071
    香川県高松市伏石町2157-5
連絡先:087-899-6328

(施設名をクリックして頂くと施設案内ページへ。また電話番号のクリックで電話がつながります。)

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