COMPASS神崎 地震想定の避難訓練

水曜日のCOMPASSです。
COMPASS神崎で行われたのは、地震想定の避難訓練です。
今回は先生が3名、児童2名で実施しました。

タブレットで警報音を鳴らし、お友達に地震が起きた事を口頭で伝え、机の下へ隠れるよう指示。
先生もお友達も机の下へ隠れ、揺れが収まるまで待ち、事業所の外へ避難。  
危険な障害物のない、開けた空間まで移動し、そこで人数確認。
点呼が済むと、静かに室内に戻り、今度は「紙芝居」や「イラスト」で地震のこと、避難の大切さ、逃げる時に大切なお約束の「お・は・し・も」をもう一度伝え、机の下でもしっかり頭を守ることの大切さを伝えて終了です。

「シェイクアウト訓練」(ページ下の7つの動画をご参照ください。)

こういった地震想定の短時間の避難訓練は「シェイクアウト訓練」とも呼ばれています。
シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカ合衆国で始まった地震防災訓練です。
英語では「Shake Out」と表記され「Shake ~ out of 〇〇」の持つ「〇〇 から ~ を 振り払う」という意味から「地震を振り払う」という意味が込められた造語で、日本語では「一斉防災訓練」と訳されています。
シェイクアウト訓練は、本来、戦場であらゆる爆発や銃撃戦の防災訓練などで使われてきた軍隊のコンセプトからきているのだそうです。

主に「命を守る3動作」として次の3つがあげられています。
姿勢を低くする。 「Drop = 伏せろ」
頭・体を守る。  「Cover = 守れ」
揺れが収まるまでじっとしている。… and「Hold on = 掴まれ 」
この3動作を約1分間程度「誰でも・ どこでも・気軽に・簡単に」行うことができる防災訓練として広がりを見せており、それぞれの動作については次のように解説されています。

「Drop = 伏せろ」の意味は「あごを引き、顔を下にして体を丸くする」ことを指します。
その動作で「大切な内臓の損傷を守れ」という意味と、「揺れで体を飛ばされるな」「転倒を予防しろ」という意味があります。

「Cover = 守れ」は「頭を守る」という意味だけではなく「顔と首を守れ」という意味があります。
顔には眼、鼻、口、耳という大切な器官があります。
大地震により重症を負い、その器官の機能を一部でもしまうと、避難はもちろんその後の生活にも支障が生じることになるからです。

:見えなければ避難するのに不便な上に、目の前の危険箇所にも気づかなくなります。
:呼吸が苦しくなったり、ガスや煙、ガソリンなど危険な注意しすべき匂いを感じなくなります。
:食事ができず、助けを求めたり、大声で危険を知らせたり出来なくなります。
:両耳の損傷は滅多に起こらないと思われますが、倒壊建物の崩れる音、何かの爆発音などで聴覚を損傷した場合、地震速報、避難放送、火災発生を音声が聞き取れず、危険・避難情報を得られなくなります。
(= 頸椎):体が動けなくなったり意識を失うことがあり、避難できずに倒壊建物から脱出できないなど危険な状態になる可能性があります。

COMPASSの室内で被災した場合の想定では「机の下に潜れ」と指示をしますが、実は日常生活で机やテーブルがある場所は限られています。
机などがない場合、まずは「顔と首を守る = 頭を守る」ことを優先するよう教えています。

最後に「Hold on = 掴まれ 」については、机やテーブルが運良く近くにあって下に潜れた場合の動作をいいます。
地震の揺れに耐えるために潜るだけではなく、机やテーブルの脚をそれぞれ持ちなさいと指導しますが、実際に脚を持つことが出来るのは4人までです。
そこでアメリカでは、机やテーブルの脚を持てなかった人は、脚に掴まっている4人の足首を両手で持ち、その後ろの人たちはその足首を持った人たちの足首を両手で持つことで、お互いに地震の揺れや落下物から体を守ることを教えているのだそうです。

さて、訓練後に行われた反省会。
今日のお友達はマスクをつけ、指示に対してスムーズに動く事は出来ていましたが、何しろ今回は少人数でのことです。
”その時”に多人数がいたらどうか? うまく全員を誘導できるだろうか?
荒天の場合、雨具などの準備がないまま室外へ出てて大丈夫だろうか?
そう考えると避難経路や方法を検討する必要があるだろうという意見がたくさん出たそうです。
また、最大人数に対して持ち出し用品の量や物品の種類が少ないことも検討課題となりました。
「その時、それは今日かもしれない。」
そう常に危機意識を持ち、いざというときに訓練の成果が発揮できるよう、今後も経験と改善を積み重ねて行きます。

COMPASS発達支援センター神崎
所在地:〒791-8034
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