COMPASS大村Link COMPASSを選んだ理由

金曜日のCOMPASSです。
COMPASS大村Linkのお友達は6歳、この春から1年生です。
お友達が初めてCOMPASSにやってきたのは就学を2年後に控えた一昨年の春でした。
COMPASSを選択された理由、それは心配しておられた発語が少なく言葉で気持ちが伝えられない状態を改善したいというお気持ちからでした。

個別支援計画にはもちろん語彙を増やし、言葉で伝えられるようにという目標と、就学を睨み、基本的な学びの姿勢を身につけることと、少し苦手な身の回りの整理整頓ができるようになることを目指すというものです。

利用開始当初のお友達はとても素直な性格で大人しい印象でした。
話しかけてもあまり言葉を聞くことはなく、知らない言葉も多いようでした。
そこで絵カードなどを使って、まずは模倣する、語彙を増やす、会話に繋がるよう話すことに慣れていけるよう導いていくことに。

カードの言葉を言うのが難しかったり、気持ちが乗らない時は黙ってしまうこともありました。
また会話で気持ちを伝えてくれないため、何を考えているか、どんな気持ちでいるのか・・・、お友達のわかる語彙から慎重に易しい言葉を選びながら、絞り出すようなその一言が出てくるまで辛抱強く待つ先生たちです。

やがて週に5日COMPASSに来ることも、COMPASSで言葉を練習することも、お友達にとって当たり前の日常になっていきました。
そんな毎日が続き利用開始から半年過ぎた10月頃になると、それまで溜まっていった1滴1滴の雫が溢れ出すような瞬間を迎えます。
ほとんど声を聞くことのなかったお友達の語彙が増え、言葉がどんどん出るようになってきました。
そして今では、ちゃんとした文章として会話が成り立つような成長も見られます。

写真はイメージです

保護者様はお友達の言葉の遅れをとても心配されてたので、スムーズに話すことが出来るようになったことを大変喜んでおられます。
もともと優しい性格のお友達、その優しい性格のためになかなか自己主張もできなかったのですが、最近ではまずは相手の話をちゃんと聞いたあとで、自分の気持ちを伝えることが出来るまでに成長を遂げています。

写真はイメージです

4月から小学生になったお友達。
環境の変化がある中でもお友達は更に成長を続け、一生懸命に自分の気持ちを伝えようとする姿を見せています。

身の回りの片付け、整理整頓は継続中で、少しづつ習慣化に向けて取り組みを続けています。
学習への取り掛かりなどには、まだ少し気持ちの切り替えが苦手なところもあるものの、COMPASSで身についてきた「今やるべきことを頑張る力」がついてきているので、集中できる時間を伸ばせるように支援していきます。

COMPASS発達支援センター大村Link
所在地:〒856-0832
    長崎県大村市本町328-1-206
連絡先:0957-46-3238

(事業所名をクリックして頂くと事業所案内ページへ。電話番号のクリックで電話がつながります。)

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